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参考資料3_医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (32 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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GE: 総合的に患者・生活者をみる姿勢
患者の抱える問題を臓器横断的に捉えた上で、心理社会的背景も踏まえ、ニーズに応じて柔軟に自身の専門領
域にとどまらずに診療を行い、個人と社会のウェルビーイングを実現する。
GE-01: 全人的な視点とアプローチ
患者の抱える問題を臓器横断的だけでなく心理・社会的視点で捉え、専門領域にとどまらない姿勢で責任をも
って診療に関わり、最善の意思決定や行動科学に基づく臨床実践に関与できる。
GE-01-01: 臓器横断的な診療
GE-01-01-01 臓器横断的に医学的課題を捉えることができる。
GE-01-01-02 適切な医療機関や診療科につなぐ重要性を理解している。
GE-01-01-03 基本的なフレームワーク(頻度・重症度・緊急度、解剖学的アプローチ、病態生理学的アプロー
チ、二重過程理論、事前確率等)を用いて臨床推論を行うことができる。
GE-01-01-04 主訴に応じて、必要な医療面接・身体診察・検査を実施できる。
GE-01-01-05 診断がつかない健康問題やその介入方法の概要を理解している。
GE-01-01-06 多疾患が併存した状態及び複数臓器にまたがる疾患について、その介入方法の概要を理解してい
る。
GE-01-01-07 ポリファーマシーとその介入方法の概要を理解している。
GE-01-02: 生物・心理・社会的な問題への包括的な視点
GE-01-02-01 身体・心理・社会の問題を統合したアプローチを理解している。
GE-01-02-02 個人・家族の双方への影響を踏まえたアプローチを理解している。
GE-01-03: 患者中心の医療
GE-01-03-01 個々の患者の医療への期待、解釈モデル、健康観を聞き出すことができる。
GE-01-03-02 患者の社会的背景(経済的・制度的側面等)が病いに及ぼす影響を理解している。
GE-01-03-03 医療の継続性(時間・情報・関係等)がもたらす影響の概要を理解している。
GE-01-04: 根拠に基づいた医療 (EBM)
GE-01-04-01 根拠に基づいた医療(EBM)の 5 つのステップを列挙できる。
GE-01-04-02 PICO(PECO)を用いた問題の定式化ができる。
GE-01-04-03 データベースや二次文献からのエビデンス、診療ガイドラインを検索することができる。
GE-01-04-04 得られたエビデンスの批判的吟味ができる。
GE-01-04-05 診療ガイドラインの種類、推奨の強さ、使用上の注意を理解している。
GE-01-04-06 患者の個別性や状況を考慮してエビデンスの適用について考えることができる。
GE-01-05: 行動科学
GE-01-05-01 行動科学に関する知識・理論・面接法を予防医療、診断、治療、ケアに適用できる。
GE-01-05-02 適切な環境調整や認知行動療法を提案できる。
GE-01-05-03 健康に関する行動経済学の知識を活用できる。
GE-01-06: 緩和ケア
GE-01-06-01 緩和ケアの概念を理解した上で、全人的苦痛(身体的苦痛、心理社会的苦痛、スピリチュアルペ
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