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参考資料3_医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (262 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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項目名

内容

業務名

救急外来でトリアージを行う。

説明

救急外来来院患者に簡単な情報聴取の上、所見をとって緊急度を判断し、記録・報告する。

主に必要とな
る資質・能力

PR,CS,CM
プロフェッショナリズム,患者ケアのための診療技能,コミュニケーション能力
上記資質・能力の内でも特に重要となるもの
PR
□ 患者を含めた他者に思いやりをもって接する。
□ 礼儀正しく振る舞う。
CS
□ 全身の外観(体型、栄養、姿勢、歩行、顔貌、皮膚、発声)を評価できる。
□ バイタルサイン(体温、脈拍、血圧、呼吸数、酸素飽和度)の測定ができる。
□ バイタルサインや身体徴候から緊急性の高い状態にある患者を認識できる。
□ 標準予防策(スタンダード・プリコーション)の必要性を説明し、実践できる。
CM
□ 言語的コミュニケーション技能を発揮して、良好な人間関係を築くことができる。
□ 非言語的コミュニケーション(身だしなみ、視線、表情、ジェスチャー等)を意識でき
る。
□ 患者や家族に敬意を持った言葉遣いや態度で接することができる。
□ 対人関係に関わる心理的要因(陽性感情・陰性感情等)を認識しながらコミュニケーショ
ンをとることができる。

評価を行うロ
ーテート(例)

救急外来(大学病院), 救急外来(A 病院)

評価に用いる
ツール(例)

指導医評価票, 看護師からの評価票, 患者さんからの評価票, 学生ポートフォリオ

指導監視なし
で実施のため
に必要とされ
る条件

患者さんに適切なコミュニケーションを取り、妥当な緊急性の判断ができる。緊急の際には
すぐに助けを呼ぶことができる。

上記に至るま
でのトレーニ
ング

トリアージに関する動画学習とプレテスト, 指導者のトリアージを見学し記録をする, 指導
下にトリアージを行いフィードバックを受ける

5.EPA と EPA では表さない目標
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