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参考資料3_医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (148 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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事例 8.医学における情報科学技術の活用
(1)関連する主な資質・能力/学修目標
情報・科学技術を活かす能力/ IT-01-01:情報・科学技術に向き合うための準備、IT-01-02: 情報・科学技術
利用にあたっての倫理観とルール、IT-02-01: 情報・科学技術を活用した医療、IT-02-02: 情報・科学技術の
先端知識、IT-03-01: 情報・科学技術を活用したコミュニケーションスキル、IT-03-02: 情報・科学技術を活
用した学習スキル
(2)方略
1)概要
情報科学技術(ICT)は年々発達を続けており、新型コロナウイルス感染症の影響等も相まって、医学・医
療分野における活用も増加している。一方で、ICT の利用に際して関連する法律やガイドライン、適切なツ
ールの使用方法等のリテラシーに関する教育の必要性も高まっている 48, 49。
多岐にわたる学修項目を網羅すべく、動画資料の提示による情報伝達とグループ討議を組み合わせた反
転学修で進めつつ、理解を深める事例基盤型学習でグループ討議を取りいれる。また様々な ICT に触れる機
会を含む演習を重ね、最終全体発表と討議を組み合わせるアプローチを取る。そして情報科学技術に関す
る知識・技能・態度を形成する。
扱う内容としては以下のものが挙げられる。
47F

48F

・情報科学技術の基本的学修内容
・最先端の医療技術(IoT、AI、ウェアラブルデバイス、アプリ、遠隔医療の事例)
・法規制やガイドライン等の知識
・医療システム開発における医療者の役割
2)どのような方法で教えるのか?
以下のような課題例について、反転学修やプロジェクト基盤型学習等の方略を用いて教育を行う。
・診療現場を見学し、用いられている ICT を探してみよう。その発展形について議論してみよう。
・医療現場で抱える問題のうち情報科学技術で解決できるものはないだろうか?
・疑似科学、フェイクニュース、倫理上不適切な情報科学ツールの使用事例をインターネットから検索し
て共有してみよう。そして医療者として SNS をどのように利用するべきか議論してみよう。
・学生や医療者、患者の個人情報に該当するものは何があるだろうか。個人情報保護法等の法律の観点か
らみて、取り扱いに注意すべき情報の種類、それらを保護するための方法について考えてみよう。
反転学修(動画による事前学修と同期型での学修)
・動画による事前学修
・討議を行うにあたって必要となる知識をオンデマンド形式で学修する。例えば AI やウェアラブルデ
バイスを扱った医療の事例、関連する法律やガイドラインの現状等が含まれる。
・対面又はオンライン同期型での演習・討議(扱うテーマによって適するものを選択する)
・グループでの討議

48

諸井陽子, 他. モラルハザード事例調査に基づく医療系学生と医療人のためのソーシャルメディア利用チェックリストの開発. 医学教育.
2020;51(4): 401–4. https://doi.org/10.11307/mededjapan.51.4_401
49
Machleid F, et al. Perceptions of digital health education among European medical students: Mixed methods survey. Journal of
Medical Internet Research. 2020;22(8):e19827. https://doi.org/10.2196/19827

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