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参考資料3_医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (219 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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②アンプロな行動が繰り返される場合や重大なアンプロ行動が見られた場合は、学部全体で共有し再教育・指
導について検討する。大学によってはアンプロな行動の定義やアンプロ行動を起こした学生についての協議
は該当委員会や教授会で行われる。より個別の指導や対応が必要である。
再教育・指導の際には該当学生について精神疾患や発達障害、メンタルの不調、またその背景としての人間
関係や家族の問題等についても配慮が必要で、適切に専門的なサポートが得られるようにすべきである。
第 4 段階
臨床実習を継続させるのか、再履修とするべきかについて検討する。再教育・指導による改善状況やメンタリ
ングやカウンセリング、追実習についての評価が必要であるが、透明性のある評価が求められる。
医学生のアンプロフェッショナルな行動の報告書(例)
学年
学生氏名
実習病院と診療科
実習期間
医学生のアンプロフェッショナルな行動について記載してください。 その際に指導した内容、またその際
の聞き取り内容(その行動に至った事由)、その後 の改善状況などについてもわかる範囲で記載をお願いい
たします。
報告者 ○○病院
○○科
氏名
診療科長署名
宛先 住所 ○○
メールアドレス ○○
(メール送付の場合は PW をつけるなど個人情報管
理にご注意ください。)
※一人の指導医が提出する 1 枚の評価表で学生の留年が決定することはありませんので、学生の態度・行動
で気になる点があり、指摘しても変わらないようであれば、積極的に記入、提出いただくようお願いいたし
ます。
2.CC-EPOC
これらの評価の結果を、学生が実習中に学んだ資料とともに、実習活動の記録(ラーニング・ポートフォリオ)
として蓄積していくことについて、方略の項で述べた。このポートフォリオを評価の対象として再構築すること
で、臨床実習の評価により真正性(authenticity)が向上し、学生の望ましい学修を促進することに加えて、臨床
実習から臨床研修までの継続的な評価が可能となることが期待できる。
評価及び実習活動の記録を電子的に行うツールとして、CC-EPOC(卒前学生医用オンライン臨床教育評価システ
ム)の利用も有用と考えられる。

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