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参考資料3_医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (130 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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学の記述試験が有効である。系統解剖学的な理解だけではなく、診察をする上で必要となる体表からの位置
関係、画像診断で用いる横断面での位置関係等を問うために、写真や画像を多用した記述式問題とする。
口頭試験では、得た知識を基に論理的に考察できる能力、相手にわかりやすく説明できる能力を(ルーブリ
ックを用いて)評価する。態度評価は、遅刻、欠席、提出物の遅延、提出物の不備等、医療人としてふさわ
しくない実習態度をチェックして減点方式で評価する。ご遺体やご親族に対して不適切な態度が見られた際
には実習室からの退室を命じて欠席扱いとする。態度評価の中にピア評価を導入し、グループとしての向上
に寄与できたのか、あるいはグループ学修を妨げたのかという観点で評価する。
2)誰が評価するのか
・実習の指導教員(総括的評価、形成的評価)
・実習のグループメンバーによるピア評価(総括的評価、形成的評価)
3)どのような場面・場所で評価するのか
総括的評価は実習終了後、形成的評価は実習中に適宜実施する。
4)どのくらいの時間をかけて評価するのか
・筆記試験 90 分
・口頭試験 10 分×3 名の教員
・実習中の形成的評価は適宜
5)合否判定基準をどのように設定するのか
・筆記試験と口頭試験からなる期末試験と実習中の態度評価の比率については合議の上であらかじめ決定し
て学生に周知する。
・合格基準に満たない場合は再試験を 1 回のみ実施する。
・追悼式や遺体返還式への参加も含め、参加が実習全体の時間数の 4/5 に満たない場合は評価の対象としな
い。
・追悼式への参加の中には、ご遺族や献体の会の会員の方が読むことを前提に書く解剖実習終了後の感想文
提出も含まれる。
6)誰が試験問題を作成するのか?
解剖学実習担当教員 同時期に人体の正常構造と機能を担当している生理学や生化学の教員や臨床医学の教
員も問題検討(ブラッシュアップ)の段階で参加する。
7)誰が試験の採点をするのか?
担当教員
8)試験時間はどのくらいか?
・筆記試験 90 分
・口頭試験 10 分×3 名の教員(複数の評員が個別に評価)
9)どこで試験を実施するのか?
大学の講堂

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