福祉用具の事故防止に向けた体制強化に関する調査研究事業 報告書 (195 ページ)
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出典情報 | 福祉用具のサービス提供におけるPDCAの適切な実施等について(7/10付 事務連絡)《厚生労働省》 |
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福祉協会
老健事業
報告書 【パイロット版】
参考情報
1. 「福祉用具専門相談員向け アセスメント用チェックリスト」
一般社団法人日本福祉用具供給協会が令和4年度老人保健健康増進等事業において作
成した、アセスメント時に確認すべき項目のチェックリスト。本マニュアルの「4 参考資料」にも
掲載しているため、実際のアセスメントの際に適宜活用すること。
2. 「事故の防止に向けた福祉用具専門相談員の留意点 ~アセスメント編~」
一般社団法人日本福祉用具供給協会が作成している冊子。福祉用具の安全な利用のため
にアセスメントの場面で留意すべきことについて事例を交えて紹介されている。
3. 「進行性疾患の方を支援するための福祉用具活用の手引き」
一般社団法人日本福祉用具供給協会が作成している冊子。筋萎縮性側索硬化症(ALS)、
脊髄小脳変性症(SCD)、パーキンソン病(PD)について、疾患の特性や福祉用具活用のポイ
ントがチェックリストとともに説明されている。
3.1.2
福祉用具の選定時のポイント
福祉用具の選定時には、アセスメントで収集した情報を基に、利用者の1日の生活と関わ
る人たちや環境を想像し、さらにそこから想定されるリスクも踏まえて、福祉用具の利用目
標の達成のために適した福祉用具を選定する。
(例:車いすで過ごす時間が長い利用者には、除圧型のクッションを提案する、など)
利用者の1日の生活を捉えるためには、週間サービス計画表(居宅サービス計画書標準
様式【第3表】)を介護支援専門員から共有してもらうことも有益である。
福祉用具の選定にあたっては、機能や価格帯の異なる複数の商品を提示することが義
務付けられているが1、その際、利用者・家族(介護者)の生活や環境により適した福祉用具
を利用いただけるよう、実際に候補となる商品を試用することで安全に利用できるかを確
認するなど、必要に応じて検討すること。
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指定基準 第百九十九条
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