福祉用具の事故防止に向けた体制強化に関する調査研究事業 報告書 (186 ページ)
出典
公開元URL | |
出典情報 | 福祉用具のサービス提供におけるPDCAの適切な実施等について(7/10付 事務連絡)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
福祉協会
老健事業
報告書 【パイロット版】
1. はじめに
1.1
目的
本マニュアルは当社としての事故防止の取組、事故やヒヤリ・ハット発生時の対応を強化
していくことを目的に作成したものであり、今後も定期的に現場の実態に合わせて見直し
を行っていくものである。
1.2 事故、ヒヤリ・ハットの定義
当社では、「事故」および「ヒヤリ・ハット」を以下のように定義する。
以下に該当する事例を把握した場合には、保険者への報告の要否に関わらず、速やか
に上長に報告すること。なお、報告が必要か判断に迷う場合も自身で判断するのではなく、
まずは報告し、その後の対応について上長の指示を仰ぐこと。
図表 1-1 事故・ヒヤリ・ハットの定義
説明
分類
死亡事故
保険者報告
福祉用具貸与・販売・住宅改修サービスの提供に係る利用者の 必要
死亡事故
重症事故
福祉用具貸与・販売・住宅改修サービスの提供において、利用者 必要
が負傷し、医療機関を受診した結果何らかの診断がなされたも
の
(例)歩行器を使用中に体勢を崩して転倒し、指と額に裂傷ができ受診した事例
事故
福祉用具貸与・販売・住宅改修サービスの提供において、利用者 要判断
が転倒、転落、圧迫等で負傷(軽度な怪我含む)したものの、医
療機関の受診まで必要としなかったもの、または念のため受診
したが異常がなかったもの
(例)手すりをつかみ損ね転倒し腕を打撲したが医療機関を受診しなかった事例
ヒヤリ・ハット
福祉用具貸与・販売・住宅改修サービスの提供において、利用者 不要
が転倒、転落、圧迫等の負傷に繋がりそうになった事象
(例1)車いすで歩道の段差を乗り越えようとして後方へ転倒しそうになった事例
(例2)電動車いすの使用中に人や物にぶつかりそうになった事例
故障
福祉用具そのものの故障
不要
物損
福祉用具やサービス提供者による人身事故を伴わない器物破 不要
損
1
184
184