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福祉用具の事故防止に向けた体制強化に関する調査研究事業 報告書 (157 ページ)

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出典情報 福祉用具のサービス提供におけるPDCAの適切な実施等について(7/10付 事務連絡)《厚生労働省》
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2500059_ 令和 6 年度

福祉協会

老健事業

報告書 【パイロット版】

では、具体的に福祉用具専門相談員として、事故防止に向けてどのような取組
をすればよいのでしょうか。まず、皆さんが日頃実施しているサービス提供の実
施フローを改めて見てみましょう。
図表 7 福祉用具貸与・特定福祉用具販売の流れ

(出所)厚生労働省「介護保険における福祉用具・販売の概要」抜粋 https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001292030.pdf
(閲覧日:令和7年3月1日)

福祉用具貸与の流れとしては、介護支援専門員から「居宅サービス計画(案)」
に基づき、まず利用者のニーズや身体状況、住環境等の基本情報を収集(アセス
メント)し、利用者の今後の身体状況も予測等をして、事故やヒヤリ・ハットを
予見し、必要な機能等を備えている用具を選定するということが考えられます。
同じように、それ以降のフェーズでも事故やヒヤリ・ハットが発生しないように
注意しながら対応されていると思います。
事故やヒヤリ・ハットの防止に向けて、各フェーズで福祉用具専門相談員とし
て何を、誰に対して、どのように対応すればよいのか、改めて考えてみませんか。
本章では、福祉用具専門相談員の皆さまに向けた事故防止の取組の流れや取組例
についてご説明しますので、参考にしていただき、事故やヒヤリ・ハット防止に
向けて、より一層取り組んでいただければと思います。

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