福祉用具の事故防止に向けた体制強化に関する調査研究事業 報告書 (149 ページ)
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出典情報 | 福祉用具のサービス提供におけるPDCAの適切な実施等について(7/10付 事務連絡)《厚生労働省》 |
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福祉協会
老健事業
報告書 【パイロット版】
2. 事故、ヒヤリ・ハットの情報を収集し、事故防止の取組に活用
しましょう
(1) 地域における事故、ヒヤリ・ハット情報の収集
福祉用具の利用安全に向けて事故やヒヤリ・ハットの防止の取組を検討する
には、福祉用具を利用する中で、最近どのような事故やヒヤリ・ハットが実際
に起こっているのかを知ることが重要です。自事業所内においてはサービス提
供中の利用者に関わる事故がしばらく発生していない、過去に一度も発生した
ことがない、という事業所もあるでしょう。また、ヒヤリ・ハットについても、
福祉用具専門相談員がどのような事象がヒヤリ・ハットなのか具体的にイメー
ジできなければ事業所の管理者に報告できないかもしれません。
ポイント1
事業所の管理者として、広く情報を収集することから始めましょう。地域の
他の事業所や他職種からの情報収集も有益です。例えば、普段からサービス提
供において関わりのある介護支援専門員から情報収集をしてみてはいかがでし
ょうか。情報収集の際には、事故やヒヤリ・ハットの定義やイメージも伝える
ことで、
「あれは事故/ヒヤリ・ハットだったかもしれない」と認識し、情報を
引き出せるかもしれません。普段の連携において、事故やヒヤリ・ハットの情
報収集も実施しましょう。
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