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福祉用具の事故防止に向けた体制強化に関する調査研究事業 報告書 (152 ページ)

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出典情報 福祉用具のサービス提供におけるPDCAの適切な実施等について(7/10付 事務連絡)《厚生労働省》
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2500059_ 令和 6 年度

福祉協会

老健事業

報告書 【パイロット版】

(4) 収集した事例を周知し、事故防止の取組に活用しましょう
収集した事故やヒヤリ・ハットの情報は、記録やデータを保管しておくだけで
なく、事故防止の取組に活用することが重要です。
ポイント1
活用の準備として、収集した情報をまず整理しましょう。情報を類型化して分
類する、検索しやすいように工夫してみてください。例えば、福祉用具の品目ご
とに整理する、事象の内容で分類する、利用者の特性や疾患等で分類する等が考
えられます。
ポイント2
情報を整理したら、事例があることを事業所内に周知していつでも見られるよ
うにする、サービス担当者会議等で他職種にも共有するよう福祉用具専門相談員
に働きかける、事業所で作成した事故防止マニュアルに反映する、事故防止の取
組に反映する等、情報を無駄にしないように活用しましょう。
また、次の項目でお伝えする研修や勉強会等の題材とする、資料とすることで、
福祉用具専門相談員に周知できると同時に、より深く事例について考えるきっか
けにもなります。
【参考】福祉用具の重大事故情報等の活用について
厚生労働省ウェブサイト「福祉用具・住宅改修」ページの「5 福祉用具事
故情報等」も参考に、近年どのような重大事故が発生しているか、またその
傾向等を把握し、周知するとともに見直しや研修等に活用しましょう。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212398.html#h2_free5

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