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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (400 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例(厚生労働省
受付番号:v21129698)である。

甲状腺乳頭部癌により 1 年 10 か月前に甲状腺全摘の既往あり。3 か月毎に定期受診し、チラ
ーヂン 1 錠朝食後内服でホルモン補充療法を行っている。

日付不明

アナフィ

22141

ラキシー

甲状腺摘

ショッ

除;

ク;
甲状腺癌
発熱

本剤 1 回目の接種。

2021/10/07

15:15 本剤 2 回目の接種。

2021/10/08

01:00 過ぎ

38℃の発熱、左手の振戦が出現し救急要請。

02:15 病院着。体温 38.9℃、左手の振戦著明で自制不能、意識清明、歩行可能。胸部 CT で
肺炎像なし。頭部 MRI で脳実質・ 脳血管の明らかな異常所見なし。心電図で頻脈を認めた。
鼻咽頭での PCR 検査で SARS-CoV-2 陰性。アナフィラキシー性ショックと考えられた。症状不
安定であり、点滴し入院にて経過観察とした。脳外科医にコンサルテーション行い、脳波検
査異常なし。てんかんなし、カルシウム値正常、テタニーなし。

2021/10/09 振戦消失。

2021/10/12 経過良好。症状の軽快を認め、退院。

発熱、アナフィラキシー性ショックの転帰は、軽快。

報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
本例は、武田薬品工業株式会社がモデルナ副反応報告サイトを通じて入手した保健師による
副反応報告症例(TASK0022320)であり、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した保健師に
よる副反応報告症例(厚生労働省受付番号:v21129786)である。

22142

失神
失神は企業により重篤と判断された。

日付不明

接種前の体温:36.4℃。

400