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【参考報告書4】(4)介護現場における生産性の向上等を通じた働きやすい職場環境づくりに資する調査研究事業(報告書案) (143 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72059.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第255回 3/30)《厚生労働省》
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結果概要
 テクノロジーを導入して効率性が高まったものの欠員時にフォローができない。少数精鋭で運
営しているため、一人が欠けると業務が滞ってしまうことが度々あった。
 今後は、利用者の状況に合わせて職員の業務がスムーズになるものがあれば導入していきた
い。また、職員向けの機器は導入が進んでいるが、利用者向けの機器導入においては、身体的
に能力がある方にはよいが、認知機能の低下がみられる利用者においては使用できる機器に制
限があるため検討が必要である。
B

 夜間の訪室回数の多さや介護記録を紙記入で実施していたことの負担が大きかったため介護
テクノロジーを導入した。
 新しい機器を導入する際は、職員よりも利用者ご家族の方が導入に前向きだった。職員は機器
使用に関して不安に思うことも多く、現場では新しいものへの拒否反応が強かったが、「まず
はやってみよう」という意識・空気づくりが重要であると感じた。
 現在は機器に対する当初の印象と比べ現場の職員からは好意的に受け止められている。負担も
かなり軽減しており、どの職員も現在は「見守り支援機器・介護支援機器なしでは考えられな
い」というほど定着し効果が大きかったと思う。また、介護テクノロジー使用によって残業時
間が減り休暇が取りやすくなったように感じている。
 介護テクノロジーの導入については、近年では便利なものが多く、導入してみたいという思い
はあるが費用対効果を優先して検討したい。

C

 テクノロジー導入において新たな運用方法があればカンファレンスで指導し、個別にも伝達し
ている。新任職員には入職時の研修でテクノロジーの導入教育をしている。
 スマートフォンでの記録や介護業務支援機器の導入にあたり、紙で記録していた時代に比べる
と、確認・伝達のスピードが大きく改善している。
 AI を活用した会議議事録のソフトウェア・アプリケーションも使ってみたい。

D

 テクノロジー導入に関する職員の抵抗感は小さかったが不安感は残ったため、管理職が職員に
対し機器の説明を丁寧に実施した。オペレーション変更の際も管理職主導ではなく職員主導で
検討し、何度も試して変更していくことで定着につなげた。
 導入している機器について利用者から不満の声などは特に聞いていない。稼働率や経営面につ
いて、職員の負担軽減も含め効果がある。入居見学者からは ICT 機器を活用していることに驚
かれることも多く、見守り支援機器の活用は安心だということで入居を選択していただける
ケースもある。
 新たな課題として、業務効率を優先するあまり入居者と接する時間が減っている点が挙げられ
る。業務効率ばかりを意識してしまう職員もいるため、我々の本質である「入居者様としっか
り関わった援助をする」という点については、都度職員に教育・周知する必要があると感じて
いる。

E

 負担軽減を目的に法人本部が導入を決定した。導入時は、本来の効果的な使用方法から逸脱す
る使い方も散見され、かえって業務負担になったことがあったため委員会等で使用方法の見直
しを適宜実施した。
 機器のトラブルに関してはメーカーから定期的なメンテナンスがあるため大きな不具合にな

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