【参考資料3】令和6年度事業報告書(船員保険事業) (90 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_83465.html |
出典情報 | 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第46回 9/29)《厚生労働省》 |
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②事務処理誤り等の防止強化月間
大規模な人事異動後は、業務運営体制の変更に伴う事務処理誤りのリスクが増加するおそれ
が大きいことから、2024年度は10月を事務処理誤り防止強化月間とし、集中的に取り組むこと
としました。
また、防止強化月間の前月である9月を準備期間とし、年度当初より取り組んでいる事務処理
誤り発生防止策の検証と改善を事前に行ったうえで、取組を実施しました。
③規程等の体系的整備
協会には規程、細則、マニュアル等が多く存在するため、職員が適正かつ効率的に業務を遂行
できるよう、各規程等について内容を点検し、体系的に整備を進めています。
2024年度は、個人情報保護分野の規程等について内容を点検し、
「個人情報保護法に基づく開
示等請求に係る事務処理マニュアル」及び「診療報酬明細書等の開示に係る事務取扱要領」につ
いて共通する事項の規定を統一のうえ、それぞれ改正しました。
④職員への啓発活動
内部統制に関する理解促進を目的に、全職員に対し、内部統制の考え方や事務処理誤りの防
止に向けた取組等を題材とした「内部統制NEWS」を5回発行するとともに、事務処理誤りの再発
防止策の策定を題材としたeラーニングを実施しました。
また、階層別研修において、内部統制やリスク管理の重要性等を題材とした講義を実施しまし
た。
(5)個人情報保護の徹底
協会は、加入者の健診結果やレセプト等の要配慮個人情報を大量に取り扱うことから、個人
情報保護に対する職員の意識を高める必要があるため、毎年度、全職員を対象に研修等を実施
し、適正な管理の徹底に取り組んでいます。
2024年度は、職員への繰り返しの啓発を目的として、全職員を対象に個人情報保護に関する
基礎知識及び協会で実際に発生した漏えい事案等を題材としたeラーニング研修を3回実施する
とともに、個人情報保護管理委員会を開催し、個人情報漏えい事案等の共有や、自主点検の結果
を踏まえた個人情報管理体制の現状把握と問題点の是正等を行いました。なお、発生した個人
情報の漏えい事案等については、概要と原因を全職員に周知し、リスク管理の重要性及び発生
防止の再徹底を行いました。
また、階層別研修において、個人情報の保護に関する法律の概要及び協会における個人情報
の取扱を題材とした講義を実施しました。
(6)法令等規律の遵守(コンプライアンス)の徹底
法令等規律の遵守(コンプライアンス)の推進を図るため、協会にコンプライアンス委員会を
設置し、コンプライアンスに関する取組等について推進しています。
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