【参考資料3】令和6年度事業報告書(船員保険事業) (40 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_83465.html |
出典情報 | 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第46回 9/29)《厚生労働省》 |
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行い、旅行代理店を1社追加し、2024 年 12 月より電話による申し込み受付を開始しました
が、法人向けインターネット契約保養所サービス終了以前の利用者数までの回復には至りま
せんでした。
この状況を改善すべく、利用者のニーズに応えるため、宿泊予約と宿泊補助申請がイン
ターネット上で完結できる事業者の調達について検討を開始いたしました。引き続き、被保
険者及びそのご家族の疲労回復や静養、団らんの場を提供するといった福祉の増進に注力し
ていきます。
【(図表 4-20)福祉事業の実績】
2022 年度
2023 年度
無線医療助言事業(助言数)
558
499
436
▲63
東京高輪病院
360
332
302
▲30
横浜保土ケ谷中央病院
198
167
134
▲33
14
19
20
1
洋上救急医療援護事業
保
養
事
業
出動件数
2024 年度
前年度比
利用宿泊数
9,916
9,445
9,199
▲246
入浴利用数
12,805
11,911
6,009
▲5,902
契約保養施設利用補助
利用宿泊数
1,666
1,779
1,480
▲299
旅行代理店を活用した保養
施設利用補助
利用者数
1,297
1,889
823
▲1,066
利用宿泊数
1,749
2,715
1,244
▲1,471
保養施設利用補助
(9)サービス向上のための取組
加入者のご意見を適切に把握しサービスの改善や向上に活かすため、疾病任意継続に加入
した方、傷病手当金の支給を受けた方、高額療養費の支給を受けた方、限度額適用認定証の
交付を受けた方、旅行代理店を活用して保養施設利用補助を受けた方を対象として、お客様
満足度調査アンケートを実施しました。
アンケートの内容は船員保険部の対応に対する満足度(0~5 点)及び満足度が満点ではな
かった理由等で、はがき又はインターネットのいずれかから回答いただきました。アンケー
ト結果は毎月集計し、その結果に基づき船員保険部の役職員で構成するサービス向上委員会
において業務改善等について議論しました。また、いただいたご意見や集計結果、サービス
向上委員会内で出た意見については、船員保険部内全体へ周知し、情報を共有しました。
調査対象者全体の満足度は 4.42 点でした。個別に見ると満足度が最も高かったのは限度額
適用認定証の交付を受けた方で 4.66 点でした。マイナ保険証の利用が広がることにより、発
行数は減少しましたが、引き続き申請書の受付後、迅速に交付する事務処理を徹底し、高い
満足度を維持しました。
満足度が最高点でなかった理由の問いにおいては、前年に引き続き電話応対と回答した方
が全体の 1.7%と低く、不満に感じる方が少ないという結果となりました。2024(令和 6)年
12 月には保険証の新規発行が終了するという制度変更があり、関連するお問い合わせを数多
くいただきましたが、各職員が必要な知識を得た上で正確に対応することにより、適切なご
案内をするとともに不安払しょくにもつなげました。船員保険部は加入者が全国各地に点在
しており、直接窓口に来られる方が少ないことから、電話応対が満足度に直結しやすい傾向
にありますが、各職員が加入者の方に寄り添った丁寧な対応を心掛けることで、電話応対に
対する不満が少ないという結果につながったのではないかと考えています。
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