【参考資料3】令和6年度事業報告書(船員保険事業) (76 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_83465.html |
出典情報 | 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第46回 9/29)《厚生労働省》 |
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服用している先発医薬品をジェネリック医薬品に切り替えた場合の軽減可能な自己負担額
をお知らせする取組(以下、
「ジェネリック医薬品軽減額通知」という。)を 2009(平成
21)年度より実施していましたが、ジェネリック医薬品が広く普及し、以前ほどジェネリッ
ク医薬品軽減額通知が加入者の切替行動に影響を与えているとは言えない状況を踏まえ、
2022(令和 4)年度よりジェネリック医薬品軽減額通知の発送に代えて、医療費のお知らせ
の発送時にジェネリック医薬品の広報用リーフレットを同封しています。2024 年度のリーフ
レットでは、2024 年 10 月からの医薬品の自己負担の新たな仕組み(長期収載品の選定療
養)について掲載を行い、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金が発生するこ
とについて周知し、ジェネリック医薬品を利用することによる軽減効果について広報を実施
しました(図表 4-53 参照)。
【(図表 4-53)ジェネリック医薬品軽減額広報リーフレット】
ⅱ)バイオシミラーの使用促進に向けた取組方法等の検討
バイオ医薬品は、生物由来のタンパク質を利用して製造される医薬品であり、遺伝子組換
え技術や細胞培養等の最先端技術を用いて製造されるため、化学合成によって製造される医
薬品と比べて薬価が高額であるものが多いです。近年、がんや難病の領域を中心に、それま
で化学合成品を中心とした薬物療法等において有効な治療法のなかった疾患に対して、革新
的な治療効果をもたらすようになり、医療現場で広く使用されるようになっています。バイ
オシミラーとは、バイオ医薬品の特許が切れた後に製造され、先行バイオ医薬品の5~7割程
度の薬価でありながら同等・同質の品質、安全性、有効性を有することが認められた医薬品
です。
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