【参考資料3】令和6年度事業報告書(船員保険事業) (77 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_83465.html |
出典情報 | 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第46回 9/29)《厚生労働省》 |
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の中でも成長領域として期待されている分野であり、バイオ産業育成の観点からも使用を促
進する必要があることから、後発医薬品に係る主目標の副次目標として「2029(令和11)年
度末までに、バイオシミラーに80%以上置き換わった成分数が全体の成分数の60%以上にす
る」という目標が国の方針として示されています。
船員保険加入者のバイオシミラーの使用状況等を分析したところ、2023(令和5)年度診療
分のレセプト情報において、バイオシミラー置換率が80%以上の成分数は、全体の成分数の
23.5%(4成分/17成分)であることがわかりました。また、多くの成分で患者数が数十人か
つ数量も数百と大変少数であることも明らかになりました(図表4-54参照)。
引き続き国の方針を踏まえ、船員保険における実態等を調査し、効果的な事業実施に繋げ
ていくことが重要となりますが、まずは、バイオシミラーの認知度が低いことから、加入者
に対して、バイオシミラーの認知度向上を目的とした周知広報を行っていくことが必要と考
えています。
【(図表 4-54)バイオシミラー使用状況】
バイオシミラー置換率が 80%以上の成分数は、全体の成分数の 23.5%(4 成分/17 成分):2023 年度診療分
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