【参考資料3】令和6年度事業報告書(船員保険事業) (52 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_83465.html |
出典情報 | 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第46回 9/29)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
した。
その結果、2024 年度の初回面談の分割実施件数は、2023 年度と比べて 227 件増の 1,154 件
となりました(図表 4-31 参照)
。
ⅱ)利用勧奨の実施及び ICT を活用した特定保健指導の推進
2023(令和 5)年度に引き続き、特定保健指導の利用券発送後に、電話による利用勧奨を
行い、きめ細やかな利用勧奨に努めました。利用勧奨にあたっては、ICT の活用による利用者
の利便性向上及び新型コロナウイルス感染防止の観点から、スマートフォン等のビデオ通話
機能を活用したオンライン面談による特定保健指導を積極的に案内し、2023 年度から引き続
き、申込みをオンラインで行える環境を提供し、ICT を利用した特定保健指導の実施件数は、
2023 年度と比べて 34 件増の 326 件となりました(図表 4-31 参照)。
【(図表 4-31)初回面談の分割実施とICTを利用した特定保健指導の実施状況】
2021 年度
2022 年度
2023 年度
2024 年度
初回面談分割実施数
740
882
927
1,154
ICT 利用面談数
210
298
292
326
これらの取組を行った結果、被保険者の特定保健指導実施率は、2023 年度と比べて 0.6%
ポイント減の 14.5%となり、KPI(被保険者の特定保健指導実施率 16%以上)は達成でき
ませんでした(図表 4-32 参照)。
一方、被扶養者の特定保健指導実施率は、2023 年度と比べて 0.9%ポイント増の 26.9%と
なり、KPI(被扶養者の特定保健指導実施率 25%以上)を達成できました(図表 4-32 参
照)。
なお、加入者全体の特定保健指導実施率は、2023 年度と比べて 0.5%ポイント減の 15.4%
となり、2024 年度の実施目標(16%)を概ね達成できました。
実施目標の達成に向け、船員の働き方の特殊性を念頭に置きつつ、初回面談の分割実施体
制の拡大、ICT を利用した特定保健指導の充実等を通じ、特定保健指導実施率の更なる向上に
努めていきます。
- 49 -