【参考資料3】令和6年度事業報告書(船員保険事業) (89 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_83465.html |
出典情報 | 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第46回 9/29)《厚生労働省》 |
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(3)働き方改革の推進
協会では、働き方改革推進グループを設置(2023(令和5)年10月)し、すべての職員が健康
で働きやすい職場環境を整備し、効率的な事業運営を行うため、次の3点を中心とした取組を進
めています。
①健康経営の推進
協会における健康経営の基本方針を策定し、2024年10月1日に健康宣言を行い、併せて、勤務
時間内を禁煙とすること、職場全体で体操やストレッチをすることなどを盛り込んだ協会職員
健康づくり基本ルールを定め、全職員で取組を開始しました。
また、職員の健診結果に基づき、再検査や特定保健指導が必要となった職員を支援するため、
費用の補助や受診等に必要な時間の確保などの環境整備を行い、2025(令和7)年度から運用を
開始しています。
そのほか、全職員が閲覧できる電子掲示板を活用し、メンタルヘルス、食生活、睡眠、喫煙リ
スクなどの健康づくりに関する情報を全職員に向けて発信し、継続的に意識啓発を行いました。
②女性活躍の推進及び次世代育成の支援
一般事業主行動計画に基づき、年次有給休暇・男性の育児休業の取得促進や長時間労働の是
正、女性管理職比率の向上の取組を進めています。
2024年度は、超過勤務・年休取得状況を可視化したうえで、夏季休暇や年末年始に合わせた連
続休暇キャンペーンを実施し、計画的な休暇取得を促すなど、働き方改革意識の向上に努めま
した。また、夏季休暇や子の看護等休暇について拡充を図り、2025年度から運用を開始していま
す。
加えて、育児や介護に関する制度をわかりやすくまとめたハンドブックを作成し、仕事と家
庭の両立支援の促進に取り組みました。
③福利厚生制度の拡充
反復・継続した治療が必要ながんや難病などの疾病を抱えた職員が利用できる「治療サポー
ト休暇」及び不妊治療のための通院等に利用できる「出生サポート休暇」を新設し、治療を受
けながら安心して働き続けることができる環境整備に取り組みました。
(4)内部統制の強化
①事務処理誤り等の再発防止
2024年度に発生した事務処理誤り等については、発生の都度、原因を追究し、再発防止策を策
定のうえ、対策を実施しました。また、業務手順を明確化する等のため、マニュアルを改正し、
組織全体の再発リスクを低減する取組を実施しました。
併せて、事務処理誤りの一覧を全職員が閲覧できるようにするとともに、影響度や発生頻度
等の観点から重要な事務処理誤りについては、eラーニングを月2回配信し、原因や再発防止の
ポイントを分かりやすく解説することにより、事務処理誤り防止の再徹底を行いました。また、
eラーニングを配信した都度、全職員が閲覧できる電子掲示板を活用して周知することで、職員
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