【参考資料3】令和6年度事業報告書(船員保険事業) (64 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_83465.html |
出典情報 | 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第46回 9/29)《厚生労働省》 |
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講座内容
関係団体
船舶所有者
メンタルヘルス講座
10 回
9回
食事に関する講座
4回
0回
生活習慣病予防に関する講座
3回
4回
歯
1回
5回
たばこ
2回
0回
21 回
18 回
合計
【(図表 4-42)出前健康講座の満足度】
出前健康講座の満足度(関係団体)
出前健康講座の満足度(船舶所有者)
未回答
1%
未回答
5%
不満
1%
やや不満
3%
やや不満
2%
とても満足
33%
とても満足
42%
おおむね満足
59%
※端数処理のため、計数が整合しない場合がある。
おおむね満足
54%
※端数処理のため、計数が整合しない場合がある。
ⅲ)船員養成校での健康に関する特別講義の開催
船員は陸上勤務者よりも高ストレス者が多いという背景から、今後船員保険への加入が見
込まれる海上技術学校等の船員養成機関の学生を対象に、メンタルヘルスに関する特別講義
を開催しています。
2024 年度は、海上技術学校や東海大学海洋学部で計 15 回実施(うち 5 回は練習船内で実
施)し、805 人の学生に受講していただきました(図表 4-43 参照)。
講義内容は、船上という限られた空間での集団生活や、不規則な勤務形態となる特殊な労
働環境を踏まえたメンタルヘルスケア、船内におけるコミュニケーションの取り方及びスト
レス発散の方法等を中心とし、練習船における乗船経験後に受講する学生に対しては、実際
に経験した船上生活から感じたストレスとその対処法を共有し発表するワークを取り入れる
内容としました。また、船員保険制度や船員保険部が取り組む「船員の健康づくり宣言」に
ついても講義のなかで解説する構成としました。
受講後のアンケート結果では、講座の満足度について、「とても満足」、「おおむね満足」
とご回答いただいた方が約 97%を占めました(図表 4-44 参照)。「将来船員として働くよう
になる際に、メンタルヘルスやストレスのケアの仕方はとても大切だと思った。」や「実際
に乗船した場合に心や体がきつくなった時の対処法を知れたので良かった。」等、船員の働
き方を見据えて今後役立てていきたいという趣旨のお声を多くいただきました。また、「将
来、どのような企業に就職したいですか」の設問に対して、「船員の健康や働き方に配慮し
ている」との回答が最も多く約 49%を占めており、健康づくりへの配慮が求められる結果
となりました(図表 4-45 参照)
。
この調査結果を踏まえ、船舶所有者の健康づくりの取組が船員の雇用に繋がることをより
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