を推進するため、デジタル人材／体制の確保支援や先進的なソリュー
ションの実証、地域の通信インフラ整備支援等の総合的な施策を通じ
て、地方創生の好事例を創出するとともに、効果的・効率的な情報発信
等を実施することで、その展開等に取り組む。
（総務省情報流通行政局地域通信振興課）

（28）地域交通ＤＸの推進
中小企業が大部分を占める地域交通分野において生産性向上やサー
ビス品質向上を図り持続可能な地域交通を実現するため、デジタル技
術を活用した既存の仕組みの変革（ＤＸ）を図る施策として、ＭａａＳ
等による交通サービスの高度化、データ活用による路線再編、業務シス
テムの共通化による連携推進など多様なテーマでベスト・プラクティ
ス創出と標準化及びその水平展開を進める地域交通ＤＸを推進する。
（国土交通省総合政策局モビリティサービス推進課）

（29）建築・都市のＤＸ（まちづくりＤＸ、建築分野のＤＸ）
地理空間情報を活用しながら、建築ＢＩＭ、ＰＬＡＴＥＡＵ、不動産
ＩＤの取組を一体的に推進する「建築・都市のＤＸ」を通じて、物流や
交通等を含む、建築・都市・不動産にとどまらない多様な分野における
新事業の実現に資する、建物レベルから都市レベルまでの三次元デー
タ基盤の整備を促進する。
（国土交通省政策統括官付地理空間情報課、都市局国際・デジタル政策課、住宅局建
築指導課、不動産・建設経済局不動産市場整備課）

（30）ｉ-Construction 2.0 の推進
将来的な生産年齢人口の減少により、一層の担い手不足が懸念され
る地域においても、災害の激甚化・頻発化、インフラの老朽化に対応し、
地域の生活を支えるインフラの整備・管理等を将来にわたって持続す
るため、2040 年度までに建設現場の省人化を少なくとも３割、すなわ
ち生産性を 1.5 倍向上することを目指す建設現場のオートメーション
化に取り組む。
（国土交通省大臣官房技術調査課）

（31）測量ＤＸによる担い手確保
測量ＤＸにより作業効率化や技術開発等を進め、測量作業の省人化
により人手不足に対応する。さらに、国土全域の３次元地図の整備と測
位が地図に高精度に一致する技術開発によりデジタルツインが実現さ
れることで、ＩＣＴ施工やスマート農林水産業の拡充に寄与し魅力あ
る幅広い分野での人手不足にも対応するとともに、新たなビジネスや
サービスの創出にも貢献する。
（国土交通省国土地理院企画部企画調整課）

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