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資 料4-1 令和3年度第6回安全技術調査会の審議結果について (378 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26025.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会(令和4年度第1回 6/8)《厚生労働省》
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ある時などにおいてもウイルスゲノムを高感度に検出できる方法である。また、ウインドウ

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期の大幅な短縮が可能となり、血漿分画製剤の原料となるプール血漿のウイルス感染リス

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クを大幅に低減し、血漿分画製剤のウイルスに対する安全性の向上に寄与するものと考え

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られる。

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核酸増幅検査(NAT)は、ウイルスクリアランス試験において、ウイルス除去工程の有効

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な評価法となりうる。しかしながら、ウイルス不活化工程では、不活化されたウイルスが依

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然としてウイルスゲノム陽性の結果を示すことがあるため、ウイルス不活化の程度が過小

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評価される可能性がある。また、NAT を導入する場合には、検出感度の妥当性、コントロ

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ールとして用いる標準品の選定、プライマー等、用いる試薬の品質の維持及び陽性又は陰性

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結果の評価において十分な注意を払わなければならない。

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現在、NAT を利用した定量的な解析法が開発されてきており、ウイルス標準品の単位設

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定にも用いられている。定量的 NAT をウイルスクリアランス能の評価に用いる際には、ウ

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イルス粒子の除去などが適切に反映された試験法であることを確認し、試験の妥当性を説

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明する必要がある。NAT については、
「血液製剤のウイルスに対する安全性確保を目的とし

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た核酸増幅検査(NAT)の実施に関するガイドラインについて」(平成 16 年8月3日付け薬

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食発第 0803002 号厚生労働省医薬食品局長通知)も参考にすること。

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6.3

統計

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ウイルスクリアランス工程特性解析試験におけるウイルス感染価やウイルスクリアラン

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ス指数等の算出には統計学的手法を用いる必要がある。ウイルスクリアランス工程評価試

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験については、必ずしも統計学的手法を用いた解析を求めるものではない。また、ウイルス

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クリアランス工程特性解析試験で得られたデータでウイルス安全性が十分説明可能な場合

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には、新たにウイルスクリアランス工程評価試験を実施する必要がない。また、得られた結

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論については、試験結果の妥当性を評価しなければならない。

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記録と保存
ウイルスクリアランス試験に係る項目については全て文書化し、保存しなければならな

い。

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その他
ウイルスクリアランス試験について ICH ガイドラインが適切に適用できる場合にはこれ

を参考にする。

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