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資 料4-1 令和3年度第6回安全技術調査会の審議結果について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26025.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会(令和4年度第1回 6/8)《厚生労働省》
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ワクチン接種によって誘導された免疫応答による血栓性血小板減少症
(vaccine-induced immune thrombotic thrombocytopenia: VITT)の病因
Lancet Hematology 2021; 9: 73-80

Blood 2022 Feb 3
https://doi.org/10.1182/blood.2021014214




抗 PF4 抗体を生成するB-cellは健常時から各人が有しており、ワク
チン接種や炎症等により免疫寛容が解除され、ワクチン接種者の
ある一定頻度(AZワクチンで8%*)に抗PF4抗体が生成される。
抗PF4抗体の中の一部に非常に強い血小板活性化能をもつ抗体
(IgG)が存在し、それらの抗体は、血小板、単球、好中球を活性化
させ、Procoagulant活性に富むマイクロパーティクルの放出、組織
因子の発現などにより、トロンビンの過剰産生を生み、血小板減少、
血栓塞栓症を来す。(*:Blood 2021 Jul 29;138(4):299-303)





VITT の病因となる抗 PF4 抗体の血小板活性化能については、
当該ワクチン接種後4日目から強くなり、2~3週間でピークを
迎え(したがって、ワクチン接種後4日から 3週間程度が VITT
の好発時期となる)、その後減退し、約 16 週間後には消失す
ると推定される。
VITT の発症は接種後 30 日程度までの報告が多く、その頃まで
は患者の持つ抗PF4 抗体の血小板活性化能は、患者に症状が
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顕在化し得るほどの強さを持続しているものと考えられる。

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