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資 料4-1 令和3年度第6回安全技術調査会の審議結果について (245 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26025.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会(令和4年度第1回 6/8)《厚生労働省》
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20211206
日本赤十字社 血液事業本部

7 関連基準の整理(提案)
今後、新たなワクチンの国内での使用が開始され、その都度、当該ワクチン接種者の採
血制限期間を設定する形とした場合、結果として基準が細分化され、献血会場で混乱が生
じることが懸念される。そのため、献血者の理解や現場での運用を考慮した場合、採血に
関する基準については、可能な限り、わかりやすい内容とすることが望ましいと考える。
その一方、ワクチンについては、製品毎にそれぞれ特性が異なることに加え、使用開始
から一定期間が経過するまでは、接種後の有害事象等に関する情報も十分集まらない傾
向にある。そのため、当該ワクチン接種者の採血制限期間を検討するうえでは、慎重な判
断を行わざるを得ない面があることに加え、国内での使用予定量等も併せて考慮する必
要があることから、既定の基準に当初から適合させることは難しく、個々に採血制限期間
を設けざるを得ない面もあると考える。
以上の点を踏まえ、国内で新たなワクチンの使用が開始された場合は、その特性や使用
予定量等も踏まえ、当該ワクチン固有の採血制限期間を一度設けたうえで対象者の献血
受入を開始し、一定期間が経過し、関連情報が集積され、当該ワクチンに関する理解が十
分進んだ後に、改めてワクチンの種類(特性)ごとに分類を行い、関連基準を整理する「二
段階」の対応としてはどうか。
(参考資料)
① バキスゼブリア筋注の添付文書(アストラゼネカ株式会社)
② バキスゼブリア筋注のガイドライン(アストラゼネカ株式会社、MeijiSeika ファルマ株
式会社)
③ アストラゼネカ社 COVID-19 ワクチン接種後の血小板減少症を伴う血栓症の診断と治
療の手引き・第2版(2021 年6月)
(日本脳卒中学会、日本血栓止血学会)
④ Suspected-adverse-reactions-to-COVID-19-vaccination-and-safety-of-SoHO(ECDC の
見解)
⑤ アストラゼネカ社製ワクチン接種状況による献血者への影響数(日本赤十字社血液事
業本部)
(引用文献)
[1] Greinacher A, Thiele T, Warkentin TE, Weisser K, Kyrle PA, Eichinger S. Thrombotic
Thrombocytopenia after ChAdOx1 nCov-19 Vaccination. N Engl J Med. 2021; 384:
2092-101. 10.1056/NEJMoa2104840.
[2] Pavord S, Scully M, Hunt BJ, Lester W, Bagot C, Craven B, Rampotas A, Ambler G,
Makris M. Clinical Features of Vaccine-Induced Immune Thrombocytopenia and
Thrombosis. N Engl J Med. 2021; 385: 1680-9. 10.1056/NEJMoa2109908.
[3] Schonborn L, Thiele T, Kaderali L, Greinacher A. Decline in Pathogenic Antibodies over
Time in VITT. N Engl J Med. 2021; 385: 1815-6. 10.1056/NEJMc2112760.
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