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第16回産科医療補償制度再発防止に関する報告書 (72 ページ)

公開元URL http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/documents/prevention/report/pdf/Saihatsu_Report_16_All.pdf
出典情報 第16回産科医療補償制度再発防止に関する報告書(3/27)《日本医療機能評価機構》
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第4章

産科医療の質の向上への取組みの動向

オキシトシン使用事例において、用法・用量が産婦人科診療ガイドラインの基準範囲内であった事例
の出生年別の割合は、2009年から2013年までは増加傾向、2013年から2018年は横ばい、2019年に
60%台に増加した。胎児心拍数聴取方法が連続的である事例の割合は、2009年から2011年までは横
ばい、2011年から2018年は増減を繰り返し、全体としては増加している。用法・用量が産婦人科診療
ガイドラインの基準範囲内であった事例で、かつ胎児心拍数聴取方法が連続的である事例の割合は、
2009年から2013年までは増加傾向、2014年から2018年は横ばい、2019年に60%台に増加した。な
お、2017年から2019年は原因分析報告書未送付事例があるため、今後、数値が変動する可能性があ
る。
2)子宮収縮薬使用事例における説明と同意の有無
子宮収縮薬が使用された事例912件における説明と同意の有無について、産婦人科診療ガイドライン
において推奨されている診療行為等に基づき出生年別に集計し、各出生年の子宮収縮薬使用事例件数に
対する割合をグラフで示した(図4-Ⅳ-2)

子宮収縮薬使用における文書での説明と同意について、
「産婦人科診療ガイドライン―産科編2011」
の巻末「子宮収縮薬による陣痛誘発・陣痛促進に際しての留意点:改訂2011年版」において文書での
同意が望ましいと記載されていたものが3)、
「産婦人科診療ガイドライン―産科編2014」の「CQ415-1
子宮収縮薬(オキシトシン、プロスタグランジンF2α、ならびにプロスタグランジンE2錠の三者)投与
開始前に確認すべき点は?」において、文書によるインフォームドコンセントを得ることが明記され
た4)。これを受け、文書での同意があった事例の割合を「文書での同意あり」
、文書での同意がなく口
頭での同意があった事例の割合を「口頭での同意あり」としてグラフで示した。

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