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第16回産科医療補償制度再発防止に関する報告書 (37 ページ)

公開元URL http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/documents/prevention/report/pdf/Saihatsu_Report_16_All.pdf
出典情報 第16回産科医療補償制度再発防止に関する報告書(3/27)《日本医療機能評価機構》
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Ⅱ.吸引娩出術について

② 記録に関する指摘
分析対象事例240件について、記録に関する指摘の有無を集計した。また、指摘ありについては、
その指摘内容を産婦人科診療ガイドラインの記載内容を参考に項目化し、集計した(表3-Ⅱ-5)。な
お、指摘内容のうち「要約」とは、産婦人科診療ガイドラインにおいて吸引娩出術を実施する際に
満たしていることが望ましいとされる条件を指している。
記録に関する指摘の有無では、指摘ありが91件(37.9%)
、指摘なしが149件(62.1%)であっ
た。指摘ありのうち、指摘内容の記載ありが84件(35.0%)
、指摘内容の記載なしが7件(2.9%)
であった。指摘内容の記載あり事例84件のうち指摘内容は、要約が54件(22.5%)
、総牽引時間が
32件(13.3%)であった。要約の内容では、吸引娩出術開始時の先進部の高さが50件(20.8%)


表3-Ⅱ-5


記録に関する指摘の有無
項目

指摘あり
指摘内容の記載あり

対象数=240
件数



91

37.9

84

35.0

25

10.4

要約注1)

54

22.5

要約の内容

指摘内容
(重複あり)

適応
吸引娩出術開始時の先進部の高さ

50

(20.8)

吸引娩出術開始時の子宮口開大度

8

(3.3)

回旋

5

(2.1)

不明

3

(1.3)

総牽引回数

20

8.3

総牽引時間

32

13.3

7

2.9

149

62.1

指摘内容の記載なし注2)
指摘なし

第3章

吸引娩出術開始時の子宮口開大度が8件(3.3%)であった。

注1)
「要約」は、産婦人科診療ガイドラインにおいて吸引娩出術を実施する際に満たしていることが望ましいとされる条件であ
り、妊娠34週以降、子宮口全開大、児頭嵌入等が記載されている。
注2)
「指摘内容の記載なし」は、原因分析報告書の医学的評価で実施状況、方法等、具体的な指摘内容が記載されていない事例
である。

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