第16回産科医療補償制度再発防止に関する報告書 (70 ページ)
出典
| 公開元URL | http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/documents/prevention/report/pdf/Saihatsu_Report_16_All.pdf |
| 出典情報 | 第16回産科医療補償制度再発防止に関する報告書(3/27)《日本医療機能評価機構》 |
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産科医療の質の向上への取組みの動向
Ⅳ.結果
各テーマにおける集計結果のうち、主な結果の経年変化を出生年ごとにグラフで示した。産婦人科診
療ガイドラインやJRC蘇生ガイドラインにおいて推奨されている診療行為等に基づき、原則、傾向とし
て増加することが望ましい項目については寒色系(水色、青色等)の線で、減少することが望ましい項
目については暖色系(橙色、黄色等)の線で示している。なお、各テーマに掲載しているグラフの元
データ等の集計結果は、本制度ホームページに掲載している(
「産科医療の質の向上への取組みの動向」
http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/documents/prevention/trend/)
。
集計結果については、本章の集計対象となる事例がわが国におけるすべての分娩のデータではなく本
制度の補償対象事例に関する分娩のデータのみであること、また出生年が今より7年以上前までの事例
であることに留意した上で、再発防止委員会の見解として経年の傾向等を記載した。なお、集計結果を
示している出生年のうち、2017年から2019年は原因分析報告書未送付事例があるため、今後、数値が
変動する可能性がある。
1.子宮収縮薬
子宮収縮薬は、これまで第1回再発防止に関する報告書、第3回再発防止に関する報告書、第13回再
発防止に関する報告書および第15回再発防止に関する報告書のテーマに沿った分析で取り上げた。
これらの分析結果を踏まえ、本章の集計対象3,802件のうち、子宮収縮薬としてオキシトシン、プロ
スタグランジンF2α製剤、プロスタグランジンE2製剤(経口剤)が使用された事例912件を本テーマの
集計対象とし、これまでに発行された産婦人科診療ガイドラインにおいて推奨されている診療行為等に
基づき、「子宮収縮薬使用事例における用法・用量、胎児心拍数聴取方法」
、
「子宮収縮薬使用事例にお
ける説明と同意の有無」について、出生年別に事例件数を集計した。
なお、
「産婦人科診療ガイドライン―産科編2023」では、
「CQ415-1子宮収縮薬(オキシトシン、プロ
スタグランジンF2α製剤、ならびにプロスタグランジンE2製剤〔経口剤〕の三者)投与開始前に確認すべ
きことは?」および「CQ415-2子宮収縮薬投与中にルーチンで行うべきことは?」
、
「CQ415-3子宮収縮
薬の増量・投与あるいは減量・中止を考慮するときは?」に推奨される診療行為等が掲載されている2)。
1)子宮収縮薬使用事例における用法・用量、胎児心拍数聴取方法
子宮収縮薬が使用された事例912件のうち、オキシトシンを使用した事例791件における用法・用量
および使用時の分娩監視装置による胎児心拍数聴取方法について、産婦人科診療ガイドラインにおいて
推奨されている診療行為等に基づき出生年別に集計し、各出生年のオキシトシン使用事例件数に対する
割合をグラフで示した(図4-Ⅳ-1)。
なお、プロスタグランジンF2α製剤、プロスタグランジンE2製剤(経口剤)を使用した事例における
集計結果は、本制度ホームページに集計表を掲載している(
「産科医療の質の向上への取組みの動向」
http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/documents/prevention/trend/)
。
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