第16回産科医療補償制度再発防止に関する報告書 (21 ページ)
出典
| 公開元URL | http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/documents/prevention/report/pdf/Saihatsu_Report_16_All.pdf |
| 出典情報 | 第16回産科医療補償制度再発防止に関する報告書(3/27)《日本医療機能評価機構》 |
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まとめる。
「第4章
産科医療の質の向上への取組みの動向」では、再発防止委員会からの提言が産科医療の質
の向上に活かされているかなどについて動向を把握するため、一定の条件のもとにテーマを定め、出生
年別の集計を行っている。
第2章
Ⅳ.分析にあたって
本制度の補償対象は、在胎週数等の補償対象基準を満たすこと、児の先天性要因および新生児期の要
因等の除外基準に該当しないこと、身体障害者障害程度等級1級または2級に相当する重症度の基準を
満たすことの「補償対象となる脳性麻痺の基準」をすべて満たす場合としている。分析対象はこれらの
基準を満たした重度脳性麻痺の事例であり、国内のすべての脳性麻痺の事例ではないことに留意する必
要がある。また、補償申請期間が満5歳の誕生日までであることから同一年に出生した補償対象事例の
中で原因分析報告書の送付が完了していない事例は分析対象に含まれないことなど、疫学的な分析とし
ては必ずしも十分ではなく、今回の分析結果をもって特定のことを結論づけるものではない。しかし、
再発防止および産科医療の質の向上を図る上で教訓となる事例の分析結果等が得られており、今後、分
析対象事例が集積されることにより何らかの傾向を導き出せることも考えられるため、そのような視点
から取りまとめている。
再発防止の分析にあたって資料とした原因分析報告書には、脳性麻痺発症の原因が医学的に明らかに
できない事例もあったが、関連する文献や最新の産科医療に関するガイドライン等も参考にしながら、
再発防止に関しての傾向を見出し、産科医療の質の向上に取り組むという観点から分析を行っている。
Ⅴ.公表の方法およびデータの活用
国民や産科医療関係者および行政機関等、広く社会に対して情報提供を行うため、再発防止に関する
報告書や再発防止委員会からの提言を取りまとめたリーフレットやポスター等を公表し、分娩機関、関
係学会・団体、行政機関等に配付するとともにこれらを本制度のホームページに掲載している(http://
www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/documents/prevention/index.html)
。
また、本制度の補償申請および原因分析のために提出された診療録・助産録、検査データ等の情報の
うち、妊娠・分娩経過および新生児の経過等の情報を項目および事例ごとに一覧化した「産科制度デー
タ」を開示している。
「産科制度データ」は、
「当機構が産科医療の質の向上に資すると考える研究目的
での利用」として利用申請があり、当機構内に設置した研究倫理審査委員会において妥当と判断した場
合は、所定の手続きを経て開示している。
「産科制度データ」の開示手続きに関する事項は、本制度
ホームページに掲載している(http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/documents/system_disclosure/
index.html)
。
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