資料2 地域包括ケアシステムの深化(介護予防・日常生活支援総合事業等) (97 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65728.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 介護保険部会(第128回 11/10)《厚生労働省》 |
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-ピアサポート活動-
認知症の人やその家族は、診断直後等は認知症の受容や今後の⾒通しなどに対して⼤きな不安を抱えている。このため、前向
きな⼀歩を踏み出せるよう、早期からの⼼理⾯・⽣活⾯への⽀援(診断後支援)が重要であり、医療機関や地域などの様々な場
所において、認知症の人による相談支援(ピアサポート活動)が実施されている。
<ピアサポート活動>
今後の⽣活の⾒通しなどに不安を抱えている認知症の⼈に対し、精神的な負担の軽減と認知症の⼈の社会参加
の促進を図るため、認知症当事者による相談支援を実施すること。
【都道府県の実施状況】
・事業名︓ピアサポート活動⽀援事業(認知症総合戦略推進事業)
・実 績︓22都府県
【市町村の実施状況】
・実 績︓全国の148市町村(8.5%)
※市町村が配置する認知症地域⽀援推進員が中⼼となって地域⽀援事業交付⾦等を活用
してピアサポート活動を実施
(院内でのピアサポート)
【認知症疾患医療センターにおける実施状況】
・事業名︓認知症疾患医療センター運営事業
・実 績︓全国に設置されている505カ所のセンターうち198 カ所においてピアサポー
ト活動などを実施
※実績は令和5(2023)年度実績調査より
医療機関がピアサポート活動を実施する以外に、地域でも活動が実施されている。
(例)
地域包括⽀援センター職員、市の職員、認知症地域⽀援推進員が連携して⽴ち上げを⽀援。
認知症の人が主催者となり、地域の多目的ホール等を活用して活動を実施。仲間との語り合
いや、レクリエーション、地域の⼈との交流会などを実施している。
(やりたいことを仲間で検討)
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