資料2 地域包括ケアシステムの深化(介護予防・日常生活支援総合事業等) (14 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65728.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 介護保険部会(第128回 11/10)《厚生労働省》 |
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介護予防の推進
現状・課題
○ ⾼齢者が要介護状態⼜は要⽀援状態となることを予防し、社会に参加しながら地域において⾃⽴した⽇常⽣活を営むためには、介
護予防の取組を推進することが重要であり、「通いの場」は、住⺠主体の介護予防の取組を推進する場として、⾼齢者の社会参加を
促すとともに、地域における⽀え合い機能や多世代交流の場として機能することで、地域共⽣社会の実現の⼀翼を担ってきた。
○ 特に、中⼭間・⼈⼝減少地域においては、⾼齢者⽀援の担い⼿が不⾜することを⾒据え、⾼齢者の健康寿命の延伸に資する介護予
防の取組を中⼼に、多様な機関や関係者、地域住⺠等の連携を図り、地域で⽀え合うことが必要になる。
○ 中山間・人口減少地域等の市町村において、中核的な介護予防等の拠点の整備に向けて、介護予防に資する住⺠主体の通いの場等
の活動を支援するとともに、介護、障害、子育て、生活困窮分野における地域の支援機能の充実に関する取組を検証することで、効
果的な介護予防並びに地域の支え合いの拠点の在り方及び支援方策を明らかにすることを目的に、モデル事業を実施(令和6年度補
正予算(令和7年度繰越実施))している。
○ 2040年を⾒据えると、⾼齢化や⼈⼝減少のスピードについては地域によって⼤きな差が⽣じ、また、サービス供給の状況も地域に
よって様々となることが想定される。今後は、中山間・人口減少地域等に限らず、幅広い市町村においても、高齢者の介護予防を主
軸とし、障害、子育て、生活困窮等の多機能の拠点を整備し、その運営を推進していく必要がある。
論点に対する考え⽅(検討の⽅向性)
○ 高齢者の社会参加を促し、介護予防の取組を強化しつつ、地域の支え合いも強化する観点から、地域の「通いの場」の取組を支援
するとともに、介護予防と障害、子育て、生活困窮分野等の地域のかかえる課題の支援を一体的に実施するための拠点を整備し、そ
の運営を推進する事業について総合事業に位置づけることについてどのように考えるか。
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