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資料2 地域包括ケアシステムの深化(介護予防・日常生活支援総合事業等) (92 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65728.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第128回 11/10)《厚生労働省》
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都道府県・市町村における計画策定➁山形県
名称

山形県認知症施策推進計画

人口

1,012千人
(総務省HP 住⺠基本台帳年齢階級別⼈⼝
令和7年1⽉1⽇時点)

⾼齢化率

35.3%
(総務省HP 住⺠基本台帳年齢階級別⼈⼝
令和7年1⽉1⽇時点)

策定期間

令和6年7⽉着⼿〜令和7年3⽉策定完了

計画期間

令和7年度〜令和11年度(5か年)

計画策定
における
ポイント

• 山形県認知症施策推進協議会(ハイブリッド形式2回)にて、認知症の人と家族の会の山形県支部より、会員に実施
した基本法の施⾏を踏まえたアンケート結果の報告を受けた。
• 認知症カフェ運営者等情報交換会(現地4回、オンライン1回)や若年性認知症の⼈と家族のつどい(現地1回)に
参加し、認知症本⼈及び家族、⽀援者、初期集中⽀援チーム員等より意⾒を聴取した。
• 地域版希望⼤使の活動希望者との⾯談を⾏い、県内初の任命につながった。

計画策定
の効果

• 県で計画を策定したことでそれを基に計画策定に着手する市町村が出始めている。
• 認知症基本法の趣旨を踏まえた市町村の認知症ケアパスの更新・周知の推進につながっている。
• 県内で初めて就任した地域版希望大使が、市町村で開催するイベントや山形放送の番組出演等で活躍しているため、
認知症本⼈の声を県⺠に広める普及啓発につながっている。

地域版
希望大使の
任命経緯

• 米沢市より、認知症カフェを運営している認知症の当事者が、地域版希望大使としての活動を希望しているという情
報が寄せられた。令和6年11月に面談し、大使の活動内容を説明した。また、本人が希望する活動(他の認知症本人
やその家族の相談に応じるピアサポート活動に⼒を⼊れたい)の聞き取りをした。
• 令和7年2⽉に⽶沢市から正式に⼤使の推薦があり、再度⾯談をし、最終意思確認をした上で3⽉に任命式を⾏った。
• 任命後は市町村のイベントに参加していただき、普及活動を担っていただいている。参加者より「認知症になっても
できること、楽しむことを意識したいと思った。」等の新しい認知症観に沿った感想が寄せられている。

その他

(県の重点
政策)

⾼齢化が進む本県では、まずは、「新しい認知症観」や早期診断・重症化予防の重要性を県⺠に周知することに重点的
に取り組む。
その後は、毎年開催している「⼭形県認知症施策推進協議会」にて県計画全体の進捗状況について評価を⾏い、年度ご
とに重点的に取り組む施策を検討する。

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