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【参考資料2-1】抗微生物薬適正使用の手引き 第四版(案)医科・外来編 (39 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64503.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第99回 10/21)《厚生労働省》 |
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抗微生物薬適正使用の手引き
第四版
医科・外来編
りません。,87
、JAID/JSC の指針では、以下の場合には抗菌薬投与を考慮することとされ
ている 87。
血圧の低下、悪寒戦慄等、菌血症が疑われる場合
重度の下痢による脱水やショック状態等で入院加療が必要な場合
菌血症のリスクが高い場合(CD4 陽性リンパ球数が低値の HIV 感染症、ステロ
イド・免疫抑制剤投与中等、細胞性免疫不全者等)
合併症のリスクが高い場合(50 歳以上、人工血管・人工弁・人工関節等)
渡航者下痢症
小児における急性下痢症の治療でも、抗菌薬を使用せず、脱水への対応を行うこ
とが重要とされている 97。
このようなことから、本手引きでは、急性下痢症に対しては、まずは水分摂取を
励行した上で、基本的には対症療法のみ行うことを推奨する。
上記のような重症例や渡航者下痢症における具体的な治療法については成書を参
照頂きたい。
診断及び治療の手順を図 4 に示す。
39
第四版
医科・外来編
りません。,87
、JAID/JSC の指針では、以下の場合には抗菌薬投与を考慮することとされ
ている 87。
血圧の低下、悪寒戦慄等、菌血症が疑われる場合
重度の下痢による脱水やショック状態等で入院加療が必要な場合
菌血症のリスクが高い場合(CD4 陽性リンパ球数が低値の HIV 感染症、ステロ
イド・免疫抑制剤投与中等、細胞性免疫不全者等)
合併症のリスクが高い場合(50 歳以上、人工血管・人工弁・人工関節等)
渡航者下痢症
小児における急性下痢症の治療でも、抗菌薬を使用せず、脱水への対応を行うこ
とが重要とされている 97。
このようなことから、本手引きでは、急性下痢症に対しては、まずは水分摂取を
励行した上で、基本的には対症療法のみ行うことを推奨する。
上記のような重症例や渡航者下痢症における具体的な治療法については成書を参
照頂きたい。
診断及び治療の手順を図 4 に示す。
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