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【参考資料3-2】令和6年度終了の研究課題の成果の一覧 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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No.

年度

研究課題名

研究事業名 研究代表者

専門的・学術的観点からの成果

臨床的観点からの成果

ガイドライン等の開発

その他行政的観点からの成果

その他のインパクト

開始 修了

20

看護職員の需給
推計の妥当性と
推計シナリオの
検討

6

6

厚生労働
科学特別
研究

21

看護・栄養分野
の医療情報標準
化とFHIR仕様策
定研究

6

6

厚生労働
科学特別
研究

22

23

失語がある人の
生活の質に影響
する因子の調査
研究

眼球提供・あっ
せんにおける医
療の標準化に資
する研究

6

6

6

6

(1) 研究成果
全国調査、ヒアリング、妥当性検
証、補正係数分析を通じて、看護
職員需給推計の現状と課題を多
角的に明らかにした。短時間勤務
や夜勤軽減策など就労実態を反 (1) 研究成果
映する補正係数の必要性を示し、 看護職員需給推計の全国的実
実人員ベースでの柔軟な推計モ 態と課題を明らかにし、短時間勤
デルの必要性を提示した。
務や夜勤軽減など臨床現場の勤
(2) 研究成果の意義
務実態を反映した補正係数の必
本研究は、常勤換算に依拠する 要性を定量的に示した。実態に即
モデルの限界を示し、定量的根拠 した人員配置の推計を提言する
に基づく新たな推計手法の方向 基盤を提供した。
小林 美亜
なし
性を提示した。自治体の推計体制 (2) 研究成果の意義
整備や標準化支援の根拠となる
学術的に、看護職の補正推計
とともに、人口減少・高齢化社会 の必要性と妥当性を示し、質の高
における政策的・国際的応用が期 いケア体制構築に貢献した。適正
待される。
配置による離職防止とケアの質・
安全性向上に寄与し、臨床現場
の持続可能性を支えるための基
礎資料とすることができる。

本研究により、看護職員需給推
計の全国的未整備と、自治体間
の推計基盤の格差が明らかと
なった。地域特性や就労実態を反
映した推計モデルの必要性を示
当該研究結果は、国内外の医療
すとともに、既存推計の妥当性と
政策・看護管理などの関連雑誌に
限界を実証的に検証した。さら
論文投稿する予定である。
に、実人員ベースの補正係数の
必要性を定量的に示し、国による
手法の標準化と自治体への技術
支援体制の整備が急務であるこ
とを提言した。

原著論文 その他の論 学会発表 特許(件
その他
(件数) 文等(件数) (件数)
数)
(件数)
和文 英文等
和文 英文等
国内 国際 出願 取得 施策への反映
普及・啓発活

0

0

0

0

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0

0

0

0

0

秋山 智弥

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

厚生労働
科学特別
研究

失語症患者の多面的な生活課題
を明らかにするとともに、言語障
害の重症度がIADL・社会参加・経
本研究は、失語症患者の就労継
本研究は、失語症者支援制度の 本研究は、失語症者の生活実態
本研究は、失語症がIADL・社会参
済的自立に与える影響を詳細に
続の困難、ICT活用の課題、外出
利用率の低さや地域格差、認知 を可視化し、社会的孤立や情報
加・経済活動・ICT活用等に与える
示しました。特に、就労継続困難
支援の必要性など、日常生活に
不足の実態を明示し、現行制度 格差の解消に向けた関心を喚起
多面的影響を全国規模で調査し、
やICT活用の障壁、支援制度の認
おける具体的な支援ニーズを明ら
の周知・活用促進、ガイドヘル
する効果を持つ。本人回答を重視
菅原 英和 言語障害の重症度と生活の質
知・利用状況の低さ、地域間格差
かにし、段階的支援や制度的調
パーや意思疎通支援の拡充、障 した手法は当事者主体の支援設
(QOL)との関連を初めて包括的
の存在など、具体的かつ定量的
整の重要性を示すことで、今後の
害認定の基準見直しなど、行政施 計の重要性を示し、政策・教育・
に明示し、今後の支援体制構築
なデータに基づく知見は、今後の
臨床的介入や地域連携の方向性
策の改善・強化に資する具体的エ 啓発の分野にも波及効果をもたら
に資する基盤を築いた。
「失語症者支援ガイドライン」や
に実践的知見を提供した。
ビデンスを提供した。
す意義深い成果といえる。
「地域包括支援モデル」の開発に
とって極めて有用であると考えら
れる

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0

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0

厚生労働
科学特別
研究

国内アイバンクの組織構造に多く
の課題が認められた。対応の質
のばらつき、情報共有の不徹底 HBc抗体陽性ドナーを用いた角膜
アイバンク眼球摘出のてびき を
は提供施設・遺族への信頼に直 移植によりHBVが伝播するリスク
外園 千恵
作成した(日本眼科学会雑誌に投 とくになし
結し、提供機会の損失につながり は極めて低いことが明らかとなっ
稿中)
かねない。全国統一のマニュアル た。
策定、教育体制の強化、体制の
集約化が必要である。

1

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0

3

0

0

0

0

0

6

アイバンク、眼球提供に関する普
及、啓発活動を持続的に実施し
た。