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【参考資料3-2】令和6年度終了の研究課題の成果の一覧 (46 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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No.

年度

研究課題名

研究事業名 研究代表者

専門的・学術的観点からの成果

臨床的観点からの成果

ガイドライン等の開発

その他行政的観点からの成果

その他のインパクト

開始 修了

174

HIV感染血友病
患者の救急対応
の課題解決のた
めの研究

在留外国人に対
するHIV検査や
175 医療提供の体制
構築に資する研


全国規模の肝炎
ウイルス感染状
況の把握及びウ
イルス性肝炎
176
eliminationに向
けた方策の確立
に資する疫学研


4

4

4

6

6

6

エイズ対策
日笠 聡
政策研究

1

0

1

0

7

0

0

0

2

0

研究班のホームページや
Facebookを通して、研究班や保健
自治体と連携してHIV検査を多言
所等が行う多言語対応HIV検査に
語で提供した。2024年度には、10
関する情報提供を行い、受検に結
か所で、計14回の多言語対応検
びつけることができた。HIV検査に
査会を行った。受検者の満足度
関する情報の他に、HIVや性感染
は高く、保健所等の職員も遠隔通
症に関する情報を多言語で提供
訳を活用しながら受検者に対応
し、保健所等で外国人が受検に
ができた。
来た際に活用してもらう予定であ
る。

0

0

0

0

8

4

0

0

0

2

・HCV排除(SVR)後の肝細胞癌発
肝炎行政施策の目標値設定や効 生に対してHBV既往感染の影響
・「新たなC型肝炎ウイルス検査⼿
・2023年COALITION FOR
果測定の基礎資料、厚生労働省 は認めず
順」に関し、令和6年度上市前の2 ■厚労省肝炎対策推進協議会参 GLOBAL HEPATITIS
各種検討会の資料、WHOウイル ・DAA治療によるHCV排除はHCV
社2試薬(Alinity i Anti-HCV Next 考人■肝炎推進対策室の依頼に ELIMINATIONより肝炎撲滅に向
ス性肝炎Elimination目標達成評 関連肝癌を抑制、再々発を防ぎ
およびHCVDuo)を住民検診・透析 よりNDBデータを解析、肝炎対策 けた研究が評価されGlobal
価に有用な資料を提示
肝機能を改善するが、SVR後は脂
患者のパネル血清1000件を用い や制度評価に有用な基礎資料を Hepatitis Elimination
1)HBV,HCVのキャリア・患者数、 肪性肝疾患や糖脂質代謝異常が
て評価、「HCV抗体検出」試薬とし 提示■国連総会サイドイベント
championship(世界7人)に選出
ウイルス肝炎感染状況 2)受診率 増加し非ウイルス性肝癌のリスク
ての有用性を検証、新たな検査に (USA,NewYork)2022、2024年:ウ ・2024年HEP CAN’T WAIT! EAST
の現状把握と受検・受診把握国 が高まる為、代謝異常に対する介
田中 純子
手順に追加
イルス性肝炎の疫学専門家として ASIA WORKSHOP、GLOBAL
民調査 3) HBV母子感染防止事 入が必要
・WHOが掲げる「ウイルス肝炎
招聘。日本の現況について報告 HEPATITIS SUMMITにて日本の
業による妊婦を対象とした検査全 ・SVR達成後の非肝硬変患者は、
Elimination2030」目標に関する都 ■WHO、Task Force for Global
ウイルス性肝炎の現況を報告
国調査、4)透析医療施設感染状 男性、アルコール摂取、糖尿病、
道府県別の情報(肝炎ウイルス感 Health 、CDA Foundation Polaris ・HDV診断における新規抗体測定
況の把握 5)肝がん死亡数・75歳 AFP高値、Fib4高値、γGTP高値
染者の動向、肝がん死亡・キャリ Observatory 等に日本のウイルス 法及びユニバーサル HDV RTリア
未満年齢調整死亡率 6)NDBを使 を肝発癌リスク因子として抽出、
ア率・検査受検率・治療等)をまと 性肝炎Eliminationに関する情報を ルタイムPCR法ついて、出願準備
用した受療中患者調査 7)自治体 γGTP値と代謝因子の組合せに
めた資料集「日本におけるウイル 提供

調査をもとにした肝炎対策取組評 よるリスク層別化の有用性を提示
ス性肝炎Elimination」を作成
価 8)肝がん死亡標準化死亡比
・NDB解析により治療別患者数を
提示

2

99

10

0

48

17

0

0

1

0

エイズ対策
北島 勉
政策研究

肝炎等克
服政策研


(1) 研究成果
血友病拠点病院ではない救急
(1) 研究成果
医療機関の大部分においては、
「緊急時患者カード」の作成と配
止血機能異常症の診療経験のあ
血友病、von Willebrand病
布方法の見直しにより、より多くの
る医師がおらず、止血治療に用い
(VWD)、免疫性血小板減少症
「緊急時患者カード」および「救
患者に緊急時患者カードを直接
「救急領域における止血機能異
る薬剤の在庫もないため、搬送さ
(ITP)、血栓性血小板減少性紫斑 急領域における止血機能異常症
配布した。本カードにより患者の
常症の診療ガイド」をWEB化した
れた患者の大部分は、必要な製
病(TTP)、後天性血友病A(AHA) の診療ガイド」の配布、WEBサイト
診断名や治療薬だけではなく、そ
サイト「止血ドットコム」を令和6年3
剤による治療が受けられない。し
の5疾患を対象とし、救急医療機 「止血ドットコム」の公開、患者へ
の使用方法(用法・用量)につい
月8日に公開した。
たがって、緊急時には血友病拠
関を受信した際の初期対応につ の啓発活動などにより、止血機能
ても手軽に検索できるシステムを
令和6年3月中の閲覧回数は682
点病院へ搬送される体制を構築
いての診療ガイド「救急領域にお 異常症の救急診療体制は、若干
構築した。、
回で閲覧者数は延べ244人、令和
する必要があることが明らかと
ける止血機能異常症の診療ガイ 改善される可能性はあるが、多く
(2) 研究成果の学術的・国際的・
6年4月1日~令和7年3月31日ま
なった。
ド」を作成し、以後毎年改訂版を の課題は未解決のままである。今
社会的意義
での閲覧回数は10,228回、閲覧
(2) 研究成果の学術的・国際的・
発行した。本診療ガイドは、全国 後も様々な課題解決への取り組
我が国の止血機能異常症患者
者は延べ4,034人であった。
社会的意義
の血液内科、救急科専門医指定 みを継続していくことが必要不可
の救急体制の課題について、患
我が国の止血機能異常症患者
施設、血友病拠点病院・中核病 欠と考えられる。
者自身に理解を図るとともに、
の救急体制の課題が明らかとな
院、の合計1366箇所に送付した。
緊急時への備えについて啓発を
り、対策を講じる基礎資料が作成
行った。
できた。

原著論文 その他の論 学会発表 特許(件
その他
(件数) 文等(件数) (件数)
数)
(件数)
和文 英文等
和文 英文等
国内 国際 出願 取得 施策への反映
普及・啓発活

多言語によるHIV検査を提供する
ためのサービスモデルを構築し、
在留外国人に対してHIV検査を提
供するとともに、保健所等の検査
においても同モデルを応用し、多
言語での提供を行った。郵送HIV
検査を多言語で提供するための
特になし
仕組みを構築した。多言語対応の
検査会等に貢献できる医療通訳
者を養成するとともに、保健所等
の検査に遠隔通訳の派遣を行っ
た。これらの活動を通して、在留
外国人のHIV検査へのアクセスの
向上に寄与した。

特になし

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