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【参考資料3-2】令和6年度終了の研究課題の成果の一覧 (40 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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No.

年度

研究課題名

研究事業名 研究代表者

専門的・学術的観点からの成果

臨床的観点からの成果

ガイドライン等の開発

その他行政的観点からの成果

その他のインパクト

開始 修了

急性弛緩性麻痺
等の神経疾患に
関する網羅的病
原体検索を含め
149
た原因及び病態
の究明、治療法
の確立に資する
臨床疫学研究

薬剤耐性(AMR)
対策に有用な既
存の抗微生物薬
を温存するため
の添付文書見直
しと新規開発薬
150
などの導入体制
の整備及び行動
変容に効果的な
普及啓発・教育
活動確立のため
の研究

4

4

原著論文 その他の論 学会発表 特許(件
その他
(件数) 文等(件数) (件数)
数)
(件数)
和文 英文等
和文 英文等
国内 国際 出願 取得 施策への反映
普及・啓発活

6

AFPをAFM/GBS/ADS別に解析し
原因不明急性脳炎(AE)から日本
た。AFMは長大脊髄病変を呈し、
日本小児神経学会の協力で、
脳炎が見つかった。小児NMDAR
前角優位で急性期は白質を含む
2019~2022年に発生した急性弛 全国AE届出数は6,112人/10年間
脳炎予測スコアを作成した。
「急性弛緩性麻痺を認める疾患の
広範な均一病変を認め、馬尾造
緩性麻痺(AFP)緊急全国調査を で、COVID-19関連AEは多彩な臨
CXCL10, 13はNMDAR脳炎群で高
サーベイランス・診断・検査・治療
影効果は前根優位であった。麻
実施した結果、AFPの届出基準を 床像を示した。2023年はヒトパレ
値であった。社会性QOLが長期低
に関する手引き第3版」を作成し、
痺ピーク時筋力と運動神経伝導
満たしたAFP症例のうち、保健所 コV脳炎、2024年はM.
下し認知症類似経過をたどる自
全国の大学医学部小児科、小児
新興・再興
検査M波振幅は予後と関連が
に届出がなされていたのは30% pneumoniae脳炎が多発し、健康
己免疫性脳炎群が存在した。髄
病院、地衛研に送付し、厚労省と
感染症及
あったが治療法との関連はなかっ
であることが判明し、医療機関に 危険情報として厚生労働省に通
液CXCL13はAIE難治化指標の可
研究代表者の施設のHPに掲載中
び予防接 多屋 馨子
た。AFMは典型的軸索型運動神
全数届出制度の周知が必要であ 報した。また、M. pneumoniae脳炎
能性がある。小児全数把握可能
である。WHOのGlobal guidance
種政策推
経障害、GBSは脱髄型運動神経
ることが明らかとなった。研究成 の臨床的特徴を明らかにした。全
な福島県でAE年平均10.91人、急
for conducting acute flaccid
進研究
障害/軸索型運動神経障害が混
果は日本小児科学会雑誌に掲載 国AFP届出数は2018年5月以降
性弛緩性麻痺(AFP)年平均1.83人
paralysis (AFP) surveillance in
在した。脊髄障害のないADSは、
されたことから、全国の小児科医 421人で、予想報告数(≧1/小児
で、AE50%は原因病原体が推定
the context of poliovirus
脳病変起因の運動障害でAFP様
への周知に貢献した。地衛研で 人口10万)を毎年下回った。ポリ
された。ポリオV中和抗体測定法
eradicationを翻訳した。AE病原体
症状を呈すると考えられた。EV行っている病原体検査の実態と オウイルス(PV)の検出はなかっ
のハイスループット化に成功し
検索マニュアル作成を開始した。
D68報告数とGoogle Trends検索
検出された病原体種が明らかに た。
た。エンテロV検出法は血清型で
回数との間に相関関係が示唆さ
なった。
顕著な感度差があった。
れた。

23 136

25

0

67

10

0

0

2

0

6

本邦と欧米で抗菌薬使用量及び
回数の乖離があることが明らかに
海外と国内で承認されている抗菌 なった。優先順位リストを基に
新興・再興
薬の差異を検証し、優先順位リス PK/PD解析を実施し、科学的根
感染症及
トを作成するとともに、2抗菌薬に 拠に基づいた適正な投与設計の
ガイドラインは特に開発しなかっ
び予防接 松永 展明 ついて公知申請を行った。根拠の 確立が求められる。本研究を通し

種政策推
補助としてPK/PD解析を実施して て抗菌薬使用方法および種類の
進研究
いる。ドラックラグ解消の一助とな 適正化を行うことにより、医療現
ることが期待される。
場の抗菌薬適正使用を推進し、
患者予後の向上を推進する基礎
資料となる事が期待される。

2

8

0

0

0

1

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25

5

2

40

7

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0

0

0

第63回 医療上の必要性の高い
未承認薬・適応外薬検討会議に
て、当研究班で作成したニトロフラ
ントインとエルタペネムナトリウム 特になし
についての要望書が資料として取
り上げられた。ドラックラグ解消の
一助となることが期待される。

新たに狂犬病ウイルスGタンパク
質mRNAワクチン(mRNAワクチ
ン)を開発し、マウスにおける有効 流行国フィリピンでの主な狂犬病
狂犬病に対する獣医師及び関係
原因動物が子犬であることの報
性を評価した。LN34real-time
日本国内に流通する狂犬病ワク 者の意識を効果的に改革する研
PCR法の有用性を確認し、各種 告した。犬の飼い主に関する特徴
チンの総数を調査した。東南アジ 修・実習・演習プログラムの作成と
リッサウイルスに特異的な検出方 と犬の狂犬病の予防接種につい 「医療者向け狂犬病感染予防ガイ
ア諸国を対象とした狂犬病のリス 教材の開発を行った。国内の狂
法を確立した。Vero細胞馴化狂犬 ての関連を明らかにした。犬の個 ドライン」のための狂犬病患者対
クマッピングを実施し、州レベルで 犬病対策における問題点の抽出
病ワクチン候補株rHEP-PG4株を 体群における免疫保持割合の定 応マニュアルの完成と公開した。
のリスクの可視化を実施した。動 とその解決を目指して、関係各位
作製、馴化に関与する変異を同 量化に成功し、未来の予防接種
物検疫所と連携を継続した。
と意見交換し、現状把握を行い、
定した。既存の狂犬病ワクチンの 施策毎に予想される免疫保持割
課題を抽出した。
評価及び国内の飼い犬における 合の変化の予測を可能とした。
狂犬病抗体保有状況の調査を実
施した。

我が国の狂犬病
清浄性の検証及
151 び関係機関の連
携強化のための
研究

4

6

新興・再興
感染症及
び予防接 前田 健
種政策推
進研究

保健所等におけ
る性感染症の検
査体制の改善と
性産業を含むハ
152
イリスク層に向
けた効果的な受
検勧奨のための
研究

4

6

新興・再興
感染症及
び予防接 渡會 睦子
種政策推
進研究

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0

0

0

0

0

成人の侵襲性細
菌感染症サーベ
イランスの強化
のための研究

4

6

新興・再興
感染症及
び予防接 明田 幸宏
種政策推
進研究

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153

40