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【参考資料3-2】令和6年度終了の研究課題の成果の一覧 (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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No.
年度
研究課題名
研究事業名 研究代表者
専門的・学術的観点からの成果
臨床的観点からの成果
ガイドライン等の開発
その他行政的観点からの成果
その他のインパクト
開始 修了
地域で安心して
暮らせる精神保
健医療福祉体制
133
における入院医
療による支援の
ための研究
精神障害にも対
応した地域包括
134 ケアシステムの
構築を推進する
政策研究
良質な精神保健
医療福祉の提供
135 体制構築を目指
したモニタリング
研究
5
4
4
6
6
6
原著論文 その他の論 学会発表 特許(件
その他
(件数) 文等(件数) (件数)
数)
(件数)
和文 英文等
和文 英文等
国内 国際 出願 取得 施策への反映
普及・啓発活
障害者政
策総合研
究
(1) 研究成果:
(1) 研究成果:
当事者・家族・実務者の多様な声 非自発的入院に関する臨床現場
を基に、非自発的入院に関する制 での困難を整理し、意思決定支援
度的・倫理的課題を質的・量的に や家族関与、長期入院の要因等
明らかにした。法学・社会学との を実証的に可視化。多職種・多視
学際的検討および国際比較によ 点の調査により、現行制度下での
り、日本の制度の構造的特性と改 支援の限界と必要な臨床対応の
善可能性を科学的に提示した。 方向性を明確にした。
ガイドライン等の開発は行ってい
村井 俊哉
(2) 学術的・国際的・社会的意義: (2) 学術的・国際的・社会的意義: ない。
非自発的入院制度を多層的に捉 現場の声に基づく知見は、実践的
え、政策と実務をつなぐ基盤的知 な指針として活用可能であり、ケ
見を提供。国際比較では運用実 アの質向上に資する。国際比較
態まで踏み込み、日本の課題を により臨床運用の差異を浮き彫り
相対化。PPIを導入し、当事者参 にし、制度と実践の接続を促す。
画型研究として学術的にも国際的 人権を尊重した医療実践の基盤
にも高い意義を持つ。
となる研究である。
本研究は、精神障害にも対応した
地域包括ケア体制の整備に向
け、非自発的入院制度の課題と
改善の方向性を多角的に明らか
本研究では、当事者・家族・複数
にし、政策検討の基盤資料を提供
の職能団体が研究計画段階から
した。令和6年8月7日の「第2回 精
参画しており、今後の社会的対話
神保健医療福祉の今後の施策推
や制度改正に向けた共通基盤の
進に関する検討会」では、本研究
構築に貢献している。
の成果が資料として活用され、厚
生労働行政における制度見直し
議論に直接的に貢献した実績が
ある。
0
0
3
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障害者政
策総合研
究
(1) 研究成果:精神科救急・総合
病院精神科・退院後支援・かかり (1) 研究成果:精神科救急の受け
つけ医機能・アドボカシー研修
入れ体制、総合病院精神科の多
等、地域包括ケアに不可欠な構 様な機能、措置診察の判断と技
成要素について、全国調査・パイ 法、退院後支援体制など、臨床の
ロット研究・インタビューにより実 実務に関わる課題を可視化し、医
態と課題を明らかにし、多角的な 療現場の支援・研修に資する具
制度・政策提言の基盤を構築し 体的知見を提示した。
ガイドラインの開発は実施してい
藤井 千代 た。
(2) 学術的・国際的・社会的意義:
ない。
(2) 学術的・国際的・社会的意義: 臨床現場の声をもとにした調査結
全国的・実証的なデータに基づ
果は、現場対応の質向上に寄与
き、精神科救急や退院後支援の するとともに、制度設計と医療実
対象者像と対応状況を把握し、既 践の橋渡しとして意義を持つ。ア
存制度の限界と改善点を提示。 ドボカシー研修や措置診察研修
PPIの観点からも新規性が高く、 等は今後の標準化と人材育成に
包括ケアに関する研究の実践的・ も貢献しうる。
国際的展開に資する。
精神保健医療福祉の今後の施策
推進に関する検討会(第3回、第6
回)、中央社会保険医療協議会
総会(第575回)、市町村における
精神保健に係る相談支援体制整
備の推進に関する検討チーム(第
研究班で開発した、精神保健指
2回、第3回)において、研究班成
定医を対象とした措置入院診察
果が資料として活用された。研究
研修を日本精神神経学会学術総
班が作成した精神保健福祉相談
会のワークショップとして開催し、
員講習カリキュラム改訂案が活用
精神保健指定医の診察スキル向
され、実際にカリキュラムが改訂
上に貢献した。
された。精神保健福祉相談員講
習に使用する動画を作成し、公開
した。入院者訪問支援員養成研
修のための動画および演習プロ
グラムを作成し、全国の自治体で
活用された。
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2
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障害者政
策総合研
究
本研究にて収集・集計している
データベースは精神保健医療福
祉各領域におけるサービス提供
状況や法制度の運用実態を高い
悉皆性をもって全国的に把握する
ものである。当該分野においてこ
のようなデータベースは我が国で
唯一のものである。可能な限りタ
黒田 直明 イムリーに公表することで、医療 本研究は該当しない
政策や疫学分野の研究者がデー
タにアクセスできる状況を維持し
ている。本研究にて作成をしてい
る「精神保健福祉資料」や
「ReMHRAD」は包括的に収集した
データを容易にダウンロードでき
る形式で公開しており、研究者の
研究効率の向上に寄与している。
第8次医療計画指標例において
は、第7次医療計画指標例に加え
て、普及、地域、拠点など「精神障
害にも対応した地域包括ケアシス
テムの構築」を念頭に置いた指標
の提言を行い、都道府県医療計
画の推進に寄与し、それらをモニ
タリングするデータも作成を行っ
た。基準病床算定式も、第8次医 本研究は該当しない
療計画における精神病床に係る
基準病床数の算出に用いられて
おり、同分野にとって欠かせない
成果である。措置入院制度のモニ
タリングは精神保健福祉法に基づ
く入院制度の運用実態を把握す
るための基礎データを提供する貴
重なものである。
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本研究は該当しない
36
年度
研究課題名
研究事業名 研究代表者
専門的・学術的観点からの成果
臨床的観点からの成果
ガイドライン等の開発
その他行政的観点からの成果
その他のインパクト
開始 修了
地域で安心して
暮らせる精神保
健医療福祉体制
133
における入院医
療による支援の
ための研究
精神障害にも対
応した地域包括
134 ケアシステムの
構築を推進する
政策研究
良質な精神保健
医療福祉の提供
135 体制構築を目指
したモニタリング
研究
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原著論文 その他の論 学会発表 特許(件
その他
(件数) 文等(件数) (件数)
数)
(件数)
和文 英文等
和文 英文等
国内 国際 出願 取得 施策への反映
普及・啓発活
障害者政
策総合研
究
(1) 研究成果:
(1) 研究成果:
当事者・家族・実務者の多様な声 非自発的入院に関する臨床現場
を基に、非自発的入院に関する制 での困難を整理し、意思決定支援
度的・倫理的課題を質的・量的に や家族関与、長期入院の要因等
明らかにした。法学・社会学との を実証的に可視化。多職種・多視
学際的検討および国際比較によ 点の調査により、現行制度下での
り、日本の制度の構造的特性と改 支援の限界と必要な臨床対応の
善可能性を科学的に提示した。 方向性を明確にした。
ガイドライン等の開発は行ってい
村井 俊哉
(2) 学術的・国際的・社会的意義: (2) 学術的・国際的・社会的意義: ない。
非自発的入院制度を多層的に捉 現場の声に基づく知見は、実践的
え、政策と実務をつなぐ基盤的知 な指針として活用可能であり、ケ
見を提供。国際比較では運用実 アの質向上に資する。国際比較
態まで踏み込み、日本の課題を により臨床運用の差異を浮き彫り
相対化。PPIを導入し、当事者参 にし、制度と実践の接続を促す。
画型研究として学術的にも国際的 人権を尊重した医療実践の基盤
にも高い意義を持つ。
となる研究である。
本研究は、精神障害にも対応した
地域包括ケア体制の整備に向
け、非自発的入院制度の課題と
改善の方向性を多角的に明らか
本研究では、当事者・家族・複数
にし、政策検討の基盤資料を提供
の職能団体が研究計画段階から
した。令和6年8月7日の「第2回 精
参画しており、今後の社会的対話
神保健医療福祉の今後の施策推
や制度改正に向けた共通基盤の
進に関する検討会」では、本研究
構築に貢献している。
の成果が資料として活用され、厚
生労働行政における制度見直し
議論に直接的に貢献した実績が
ある。
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障害者政
策総合研
究
(1) 研究成果:精神科救急・総合
病院精神科・退院後支援・かかり (1) 研究成果:精神科救急の受け
つけ医機能・アドボカシー研修
入れ体制、総合病院精神科の多
等、地域包括ケアに不可欠な構 様な機能、措置診察の判断と技
成要素について、全国調査・パイ 法、退院後支援体制など、臨床の
ロット研究・インタビューにより実 実務に関わる課題を可視化し、医
態と課題を明らかにし、多角的な 療現場の支援・研修に資する具
制度・政策提言の基盤を構築し 体的知見を提示した。
ガイドラインの開発は実施してい
藤井 千代 た。
(2) 学術的・国際的・社会的意義:
ない。
(2) 学術的・国際的・社会的意義: 臨床現場の声をもとにした調査結
全国的・実証的なデータに基づ
果は、現場対応の質向上に寄与
き、精神科救急や退院後支援の するとともに、制度設計と医療実
対象者像と対応状況を把握し、既 践の橋渡しとして意義を持つ。ア
存制度の限界と改善点を提示。 ドボカシー研修や措置診察研修
PPIの観点からも新規性が高く、 等は今後の標準化と人材育成に
包括ケアに関する研究の実践的・ も貢献しうる。
国際的展開に資する。
精神保健医療福祉の今後の施策
推進に関する検討会(第3回、第6
回)、中央社会保険医療協議会
総会(第575回)、市町村における
精神保健に係る相談支援体制整
備の推進に関する検討チーム(第
研究班で開発した、精神保健指
2回、第3回)において、研究班成
定医を対象とした措置入院診察
果が資料として活用された。研究
研修を日本精神神経学会学術総
班が作成した精神保健福祉相談
会のワークショップとして開催し、
員講習カリキュラム改訂案が活用
精神保健指定医の診察スキル向
され、実際にカリキュラムが改訂
上に貢献した。
された。精神保健福祉相談員講
習に使用する動画を作成し、公開
した。入院者訪問支援員養成研
修のための動画および演習プロ
グラムを作成し、全国の自治体で
活用された。
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障害者政
策総合研
究
本研究にて収集・集計している
データベースは精神保健医療福
祉各領域におけるサービス提供
状況や法制度の運用実態を高い
悉皆性をもって全国的に把握する
ものである。当該分野においてこ
のようなデータベースは我が国で
唯一のものである。可能な限りタ
黒田 直明 イムリーに公表することで、医療 本研究は該当しない
政策や疫学分野の研究者がデー
タにアクセスできる状況を維持し
ている。本研究にて作成をしてい
る「精神保健福祉資料」や
「ReMHRAD」は包括的に収集した
データを容易にダウンロードでき
る形式で公開しており、研究者の
研究効率の向上に寄与している。
第8次医療計画指標例において
は、第7次医療計画指標例に加え
て、普及、地域、拠点など「精神障
害にも対応した地域包括ケアシス
テムの構築」を念頭に置いた指標
の提言を行い、都道府県医療計
画の推進に寄与し、それらをモニ
タリングするデータも作成を行っ
た。基準病床算定式も、第8次医 本研究は該当しない
療計画における精神病床に係る
基準病床数の算出に用いられて
おり、同分野にとって欠かせない
成果である。措置入院制度のモニ
タリングは精神保健福祉法に基づ
く入院制度の運用実態を把握す
るための基礎データを提供する貴
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