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提案書21(4001頁~4203頁) (88 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

735102

ICUにおける長時間脳波モニタリング検査

日本臨床神経生理学会

【技術の概要】
ICUにおける原因不明の意識障害の原因の一つと
して、脳波を施行しないとわからない非けいれん性
てんかん重積の有無がないかを持続脳波モニタリ
ング検査で診断し、治療につなげたい

【対象疾患】
脳卒中患者や、重症頭部外傷の急性期、またショック、敗血
症などによる原因不明で、てんかん重積が疑われる意識障
害の患者。性別や、小児から高齢者まで年齢を問わず起こ
りえる。総患者はおよそ2400人と推定されるが、設備と人材
の整った施設でしか検査することはできていない。

0707

【保険収載が必要な理由】
【診療報酬上の取り扱い】
・脳波検査は通常測定時間は30分程度だが、刻一刻
D 検査 3600点(5日間まで)
変化する急性期疾患では、持続脳波モニタリングが必
・脳波検査が長時間になることで判読医の負担、深夜勤務
須である。
による脳波技師・判読医の負担を考慮した
・持続脳波モニタリングをすることにより時に起こるてん
・てんかん重積を早期に発見することにより予後を改善し、
かん重積の波形をとらえることができる。
ICUの滞在日数を2日短縮でき、患者1人あたりの医療費
・てんかん重積は、治療しないとその予後・後遺症率が 4088
を184000円減らすことが可能である。
非常に高く、診断する意義は高いと思われる。