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提案書21(4001頁~4203頁) (173 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

739201

マイコバクテリウム・アビウム及びイントラセルラー(MAC)核酸検出

日本臨床微生物学会

【技術の概要】

喀痰などの検体を材料として、非結
核性抗酸菌群(Mycobacterium avium
およびM. intracellulare)を
遺伝子学的方法によって検出するも
のである。

【対象疾患】

非結核性抗酸菌症(Mycobacterium
avium およびM. intracellulare)を疑
う患者

【既存の治療法との比較】

現在、本検査は他の検査により結核菌が陰
性であることが確認された場合のみに算定
できる。また、抗酸菌同定と併せて実施さ
れた場合にあっては、主なもののみ算定す
る、とされている。
肺非結核性抗酸菌症は近年日本における罹
患率が急上昇(2007年から2014年の間に約
2.6倍)しており、検査が必要な症例につい
ては遅滞なく検査を行うべきであり、算定
要件の拡大が必要である。
【有効性及び診療報酬上の取扱い】

具体的には、結核菌核酸検出と同時算定を
認め、また月1回算定できるように要望する。
現在罹患者の10年全死亡率は27.4%、直接死
因による10年死亡率は4.8%、早期診断によ
る死亡率の低下が期待される。
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