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提案書21(4001頁~4203頁) (72 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

734203

G-CSF製剤自己注射

日本臨床腫瘍学会

【技術の概要】
がん化学療法を受ける患者の発熱性好中球減少の
予防のために使用するG-CSF製剤を、自宅にて自
己注射することの手技指導管理に関する指導料

G-CSF製剤にはプレフィルドシリンジが用いられており
先天性好中球減少症等では在宅自己注射が認められている
G-CSF先行バイオ品 G-CSFバイオ後続品

長期作用型G-CSF

【対象疾患】
各種固形がん/血液腫瘍患者で、がん化学療法によ
る発熱性好中球減少症やそれに伴う感染症発生抑
制のためにG-CSF製剤を在宅で使用する患者
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
●有効性:
G-CSF製剤の投与により発熱性好中球減少を抑制
することは高いエビデンスで示されている。欧米で
は在宅注射が承認されており、バイオシミラーでも
適切な指導管理のもと自己注射が可能であること、
有効性および安全性は問題ないことが報告されて
いる。在宅注射により化学療法後の体調不良となる
リスクがある時期にG-CSF投与のための頻回の通
院が不要となり患者の利便性が向上する。
●診療報酬上の取扱い:
がん化学療法中の患者が対象でありその診療にあた
る主な医療機関では外来腫瘍化学療法診療料を算
定し指導管理を行っているため、在宅自己注射を可
能としても、在宅自己注射指導管理料の算定は限定
的である。

【既存の治療法との比較】
【従来】
がん化学療法

骨髄抑制期に頻回通院で
短期作用型G-CSF皮下注射






長期作用型G-CSF皮下注射のための通院

がん化学療法日に長期作用型G-CSFボディポッド装着(高額)

【申請技術】G-CSF製剤自己注射
骨髄抑制期に在宅で
がん化学療法
短期作用型G-CSF皮下注射

在宅で長期作用型G-CSF皮下注射

4072

がん化学療法(次サイクル)

凡例:

通院日