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提案書21(4001頁~4203頁) (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

732205

蛋白分画

日本臨床検査専門医会

【技術の概要】

血清を用いて電気泳動を行い、蛋白成分を分離して5分画(アルブミン、α1、α2、β、γグロブリ
ン)、あるいはβグロブリン領域をさらにβ1、β2に分離した6分画に分け、その割合やM蛋白の有無を
評価する.電気泳動法には、セルロールアセテート膜電気泳動法、キャピラリー電気泳動法があり、近
年は分解能や処理能力に優れた後者が主流になりつつある.
【対象疾患】

多発性骨髄腫、肝硬変、ネフローゼ、急性炎症、慢性炎症など.
【既存の治療法との比較】

該当なし.
【再評価が必要な理由】

血液化学検査(007)の1から8の検査のほとんどは生化学自動分析装置で測定するが、蛋白分画は
専用装置を用い、測定に手間を要する.包括算定では不採算となるため、包括対象項目から除外するこ
とを要望する.
【有効性及び診療報酬上の取扱い】

・総蛋白量や免疫グロブリン量などから蛋白分画に異常をきたす存在を疑った場合、ならびにこれら
の疾患の経過観察
・D007 血液化学検査 4 蛋白分画
・18点
・蛋白分画、総蛋白及びアルブミンを併せて測定した場合は、主たるもの2つの所定点数を算定する.
・注 患者から1回に採取した血液を用いてD007の1から8までに掲げる検査を5項目以上行った場合
4020
は、所定点数にかかわらず、検査の項目数に応じて次に掲げる点数により算定する.