よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書 (90 ページ)

公開元URL
出典情報 市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書(10/10)《国民健康保険中央会、全国健康保険協会》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

主な回答状況(5)
 被用者保険データの分析‧利活用に関する意見等を見ると、データ入手の困難さを上げる連合会が最も多く7連合会あった。
 提供データの形式等への要望として、分析が可能となる「データ提供の希望」と「ルール整備‧指針の明確化」を求める意見があった。
 分析スキルや専門人材確保の課題なども上がっている。

問8

被用者保険データの分析‧利活用に関する課題、意見、要望等

No

分類項目

該当件数

1

データの提供‧取得に関する課題

7件

被用者保険データの入手が困難であるという意見が複数見られた。
例:協会けんぽ以外からなかなかデータを提供してもらえない。

(N=11)

概要

2

データの粒度‧加工に関する要望

3件

利用目的に適した形式や粒度でのデータ提供を求める意見があった。
例:最小集計単位(年度別‧診療種別‧疾病別‧市町別‧年齢階層別‧男女別)の年間の
レセプト件数が10件未満のデータについて除外されているため、特に入院医療費に
影響があり正確な分析結果を作成できない。

3

データ活用の支援体制やスキルの不


2件

自治体や国保連合会内、関係先にデータ分析の専門人材がいない、分析に時間やノウハウが
足りないという課題。
例:大学などと連携して分析。県独自による分析にはスキル不足などで継続が困難になる
可能性がある。

4

仕組みの検討やガイドラインの必要


2件

データ利活用を進める上でのルール整備‧指針の明確化を求める意見。
例:中央で体制整備をしていただきたい。
国保連合会が担う業務としていくのであれば、被用者保険データも集計可能にするなどKDBシステムを拡張
する必要があるのではないか。

5

他データとの連携に関する要望

1件

健診‧レセプト以外のデータ(介護、住民基本台帳など)との突合‧統合をしたい。
例:生活習慣病管理料Ⅱなどの算定回数を全国の結果と比較できるようなデータも提供して
いただけると、分析の幅が広がる。

89