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市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書 (38 ページ)

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出典情報 市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書(10/10)《国民健康保険中央会、全国健康保険協会》
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(7)事業の評価(鳥栖市による振り返り)

鳥栖市事業

鳥栖市コメント
【事業検討】
5.施策を検討するうえでの、検討方法、検討回数
等は十分でしたか?

十分だったと思う。

【事業実施】
6.施策実施のために活用した資料やツール、広報
資材等など活用しましたか?

活用した。(保健指導教材)

【事業実施】
7.施策実施のために既存の設備や施設を有効に活
用できましたか?

活用できた。(設備は保健センターのみ)

【事業実施】
8.施策を実施するうえで、業務手順が整理され、
実施することができましたか?

実施することができた。(ハイリスクアプローチは国保の手順に沿って実施)

【事業実施】
9.施策実施にあたり、業務上、人的資源、予算は
十分でしたか?

十分ではなかった。(ハイリスクもポピュレーションも、企画‧調整‧評価についても現場の予算以上の労力がかかるため、横
展開する上ではさらなる検討が必要。)

<ハイリスクアプローチ>
(成功要因)ハイリスクの保健指導については、アウトプット評価として全員に保健指導実施ができ、アウトカム評価として受
診勧奨の成功7割、概ね好反応10割と、予想以上の成果を得られた。成功要因としては、国保等での保健事業の実践の経験があ
ることと、専門職が継続して研修を受ける体制をつくり保健指導の力量形成に努めていること、訪問する保健師‧管理栄養士は
地域の医療機関の情報や食環境など市民の生活の場を知っているため、受診勧奨や保健指導がスムーズに行えること等が考えら
れる。
【事業実施】
(課題)【事業検討】4.に記載したとおり、糖尿病は対象者が少なく、糖尿病のハイリスクとしては不十分であった。HbA1cや
10.本事業を進めるうえでの成功要因、課題につい eGFRなどの検査項目や、二次健診があれば、もっと対象者の抽出ができ、さらに受診に繋がる割合や行動変容の割合を上げられ
て感じたことはありますか?
たと考える。
<ポピュレーションアプローチ>
(成功要因)動画作成については、国保において市の課題分析をしっかり行ってきたので、動画の目的を課題からぶれないよう
に作成した。それらについては国保のハイリスクアプローチや課題分析で培ったことが役立った。動画の再生回数は824回(3月
末時点)で同時期に出されている市の公式動画(200回程度)と比べると再生回数は多く、健診の送付用封筒への印刷、SNS等
で周知した成果と考える。
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