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市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書 (88 ページ)

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出典情報 市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書(10/10)《国民健康保険中央会、全国健康保険協会》
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主な回答状況(3)
 データ提供を受ける際の手続き等については、「個人情報取り扱いについて提供元と契約等を締結」している国保連合会が 14か所(53.8%)で最も多い一方
で、その他として「個人情報を含まない集計データを収集」も一定数あった。
 また、提供されるフォームとしては、「連合会が指定した集計フォーマット」が14連合会で、「匿名加工の個人データ」の提供を受けている国保連合会が11か
所あった。
 「匿名加工の個人データ」の提供を受けている国保連合会11か所については、提供されている匿名加工データは、ほぼ健診データであり、協会けんぽ支部と都
道府県保険者協議会もしくは国保連合会が 覚書等の契約手続きを経た上で提供されている。
 2次ヒアリングの補足情報を見ると、左側の「データ提供を受ける際の手続き等について」の項目としては、「健診結果とレセプトが紐づけられるようなデータ
提供の希望」や、「スムーズにデータ提供を受けられるよう中央で体制整備をしてほしい」、といった声があった。

問3ー1

データ提供を受ける際の手続き等(複数回答)

( N=26 )

問3ー2

提供されるデータのフォーム(複数回答)

( N=26 )

実数

割合

項目

個人情報取り扱いについて提供元と契約等を締結

14

53.8%

連合会が指定したフォーマットでの集計結果を提供されている

14

53.8%

データの提供元に対して、提供時の匿名化ツールを提供している

4

15.4%

提供を受けていなくても、訪問して(共同して)分析を行っている

0

0.0%

個人データ(匿名加工データ)を提供されている

11

42.3%

その他(個人情報を含まない集計データを収集)

5

19.2%

保険者が保有している既存システムから出力される定型の集計
データを提供されている

7

26.9%

7

26.9%

その他

4

15.4%

項目

〃 (県と調整、フォーマット提示、NDB活用等)

実数

割合

2次調査による補足情報
問3ー1

データ提供を受ける際の手続き等について

<現状>






契約の締結先は大半が協会けんぽであり、覚書を取り交わす。
協会けんぽとの覚書は毎年締結されている(条項は毎年同様)。
契約の当事者(甲‧乙)は、協会けんぽ支部と保険者協議会であるケースがほとんど。
協会けんぽ支部から取得される個人データ(匿名加工データ)は健診データのみ。レセプトデータは集計
表による情報提供が大半となっている。
毎年の契約が終了すると、該当データは抹消されることになっている。

<要望>




全ての被用者保険からスムーズにデータ提供を受けられるよう、中央で体制整備をしてほしい。
健診結果とレセプトデータが紐づけられるようなデータ提供をしてほしい。
匿名加工(マスキング)の事業者を毎年変更しないでほしい。

問3ー2

提供されるデータのフォーム及び取り扱い

<現状>
 個人データ(匿名加工データ)は媒体(USB、CDR等)により提供される。
 当該連合会では、提供された媒体から業務用PCにデータを移管して集計作業等を実施する。
(この間、提供された媒体は厳重に保管。)
 契約期間の終了に際して、提供された媒体を提供元に返却(もしくは廃棄)するとともに、業務用
PCに移管されたデータを抹消する。
 廃棄‧抹消が完了すると、データ提供元に対してその旨報告書を提出している。(特に協会けんぽ
からの実地確認はないとのこと)

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