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市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書 (70 ページ)

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出典情報 市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書(10/10)《国民健康保険中央会、全国健康保険協会》
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4.事業の達成状況から見えてきた課題と対応の方向性

モデル事業共通

モデル事業の実施を通して見えてきた課題と、今後の対応の方向性について以下の通り整理している。

期待される成果の柱1:市町村国保と協会けんぽの連携体制‧関係者の顔が見える関係性の構築
課題

今後の対応案

【課題:事業立ち上げにあたって、全体の計画策定に日数と労力(マン
パワー)を要した】

○ 令和7年度においては、本モデル事業の実施を通じて取得したノウハウを活用した共同(協働)事業実施
都道府県(市町村)を拡大することにより、全国への円滑な横展開に向けた課題の洗い出しと、課題解決
に向けた取組を進めるほか、関係者各々の役割分担の明確化を検討する。
また、事業の立ち上げを支援するためのスタートアップガイドの作成や必要となる資料の提供の検討を行
う。
○ 国保連合会‧市町村と協会けんぽ支部間において、地域の健康課題やデータヘルス計画に掲げた目標の達
成に向けた取組の進捗状況に関して、定期的かつ重層的な情報共有‧意見交換の場を設け、共同(協働)
した取組の検討を図る。
また、共同(協働)事業に関する好事例等について、保険者協議会の場等を活用し都道府県内保険者と情
報共有する。
○ 国保中央会及び協会けんぽ本部において、47都道府県における共同(協働)事業の好事例等を収集‧取り
まとめて双方で共有するとともに、各組織の機関会議や研修の場、ホームページ等を通じて国保連合会及
び協会けんぽ支部へ情報共有を行う。

健康課題の分析、ハイリスクアプローチ及びポピュレーションアプ
ローチの一体的な共同実施について前例がないことがあり、関係者が認
識を共有した事業実施内容、実施に向けたスケジュール、役割の明確化
などの事業全体の計画策定(事業開始まで)に日数と労力(マンパ
ワー)を要してしまった。

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