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市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書 (60 ページ)

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出典情報 市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書(10/10)《国民健康保険中央会、全国健康保険協会》
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(7)事業の評価(湯梨浜町による振り返り)

湯梨浜町事業

湯梨浜町コメント

【事業実施】
12.特定保健指導実施に際して提供されたデータに関
するご意見はありますか?

【事業評価】
13.ハイリスクアプローチの評価

対象人数が月に数人、年間で25人程度と少数になる見込みであり、それだけのデータを継続的に所有しても、使いどころ
が難しいと思う。
‧指導後の経過がわからないのが難点。
‧いつまで面倒をみるのか、国保では対象者が見えるのでその目安がわかる。(リスクや指導結果、変化の様子から、半
年は経過を見た方がいいとか、次のサービスにつなげた方がいい等)

効率的に事業展開するためには、このままの形で事業継続をしていくのは困難だと思う。
(理由)
‧協会けんぽより提供を受けた対象者に対し、利用勧奨及び保健指導の実施を行うことができた。
ただし、服薬開始のため指導終了したケースもあった。
‧結果データも少なく、数値だけでは2年間の評価のしようがない。
‧国保でも年度初の健診受診者は比較的結果が良い人が多く、年度後半から結果の悪い人の割合が増えて特定保健指導の
対象者が増える中で、協会けんぽ対象者の提供も年度後半に集中するため、対応で手一杯となる。
【補足】
委託費が町の財源として十分ではなく、町が実施している事業の分析を行うために必要な情報を引き出すことが難しい状
況である。
国保の健診受診率及び保健指導率は、国保における国の補助‧交付金額に影響を及ぼす一方で、本事業にはインセンティ
ブは何もないため、限りある人員を国保事業のみに集中したい。

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