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市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書 (76 ページ)

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出典情報 市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書(10/10)《国民健康保険中央会、全国健康保険協会》
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4.事業の達成状況から見えてきた課題と対応の方向性
期待される成果の柱4

モデル事業共通

市町村と協会けんぽの共同事業をきっかけに、全世代に広がるポピュレーションアプローチの実施手法の提示
課題

今後の対応案

【課題:当該事業を担うマンパワーや企画検討の期間が不足してい
た、また、評価指標の提示や費用負担のあり方についての議論が十
分できなかった】

○ 国保中央会及び協会けんぽ本部において、共同(協働)の下、効果的かつ効率的なポピュレーション
アプローチについて好事例を収集し、情報共有する。
○ 健康づくり、地域保健、公衆衛生等に精通した有識者の助言を得ながら、国保中央会及び協会けんぽ
本部共同(協働)の下、ポピュレーションアプローチの評価指標の確立に向けた議論を深める。
○ 国保中央会において、市町村が協会けんぽと連携したポピュレーションアプローチを実施する際に充
当できる財源の整理のほか、長期的な視点として、保険者の枠を超えた健康づくりの取組に係る新た
な財源措置(例:保険者努力支援制度の適用拡大等)を国に要望できないか検討を進める。
○ 市町村と協会けんぽが共同(協働)してポピュレーションアプローチを実施した際の費用負担のあり
方について、関係者間で検討を深める。

当該事業を担うマンパワーやポピュレーションアプローチを企画
検討する期間が不足していたこと、また、ポピュレーションアプ
ローチを実施すること自体を優先したことにより、健康課題に即し
た取組を行うことが難しかった。また、評価指標の設定‧検証や費
用負担のあり方についての議論を十分に行うことができなかった。

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