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市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書 (79 ページ)
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出典情報 | 市町村国保と全国健康保険協会(協会けんぽ)が共同して進める健康づくりモデル事業報告書(10/10)《国民健康保険中央会、全国健康保険協会》 |
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モデル事業共通
参考:モデル事業の成果例
(2)国保と協会けんぽのデータを連携した分析‧活用の推進(共同分析による地域全体の健康課題の明確化)
1.分析方針の検討
2.データ収集と分析の実施
同じ地域の住民であっても、国保加入者と協会けんぽ加入者の年齢構成は大きく異
なっており、地域全体の健康課題はどのような傾向にあるのか実態把握を行う。
両者の比較と、合算してカバー率を高めたデータを分析することにより、地域の健
康課題を把握し、対策が必要な課題を共有する。
データの例
住民全体と国保と協会けんぽ加入者の比較のため、公表データや既存データを活用。
全国⇔県、県⇔市町村の2段階で比較。
▼ 住民全体(A)について全国と鳥取県、佐賀県の健診結果等を用いて分析。
▼ 国保(B)と協会けんぽ(C)加入者の健診結果等を県平均と比較分析。
▼ 両者を合算して、県全体の該当率との有意差を市町村ごとに検証しマッピング。
概要分析
住民全体
70-74歳
国保
加入者
出所:国保データ:国民健康保険実態調査 令和3年度
協会けんぽデータ:協会けんぽ支部月報(令和3年度平均)
3.分析ツール※を活用した検証
分析結果の例
標準化該当比
40~64歳
標準化該当比
区分
腹囲≧85cm
XX.X
1
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
1
3
XX.X
XX.X
標準化該当比
65~74歳
BMI≧25kg/㎡
空腹時血糖≧100mg/dl
区分
区分
2
XX.X
3
空腹時血糖≧126mg/dl
XX.X
3
XX.X
3
XX.X
3
HbA1c≧5.6%
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
2
中性脂肪≧150mg/dl
XX.X
2
XX.X
3
HDL コレステロール<40mg/dl
XX.X
2
XX.X
3
XX.X
2
LDL コレステロール≧140mg/dl
XX.X
1
XX.X
1
XX.X
2
XX.X
2
収縮期血圧≧130mmHg
XX.X
3
XX.X
3
XX.X
拡張期血圧≧85mmHg
XX.X
XX.X
3
血圧高値(≧130/85mmHg または服薬)
XX.X
3
XX.X
3
XX.X
XX.X
2
XX.X
3
XX.X
2
重症高血圧(≧180/110mmHg)
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
2
2
XX.X
服薬中(血圧)
XX.X
XX.X
2
XX.X
2
2
XX.X
2
高血圧(≧140/90mmHg または服薬)
高血圧の者のうち服薬中(血圧)
3
と同様の項目
‧スコアリングレポート等
合算データを作成(割合のみ)
県の状況
(全国比較)
XX.X
XX.X
LDLコレステロール≧140mg/dl
市町の状況
(県内比較)
佐賀県鳥栖市
鳥取県湯梨浜町
HbA1c6.5%以上の割合は、男女
とも全国に比べて非常に高い。
運動習慣は男女ともに低い。
国保において、血糖‧血圧‧脂質いずれ
においても全国平均よりリスクが高い。
運動習慣は男女ともに低い。
医療費(地域差指数)が全国一高
い。
空腹時血糖≧126mg∕dlの割合
は、他地域と比べて高め。
若い世代から健診受診率が低い。
空腹時血糖≧126mg∕dlの割合は、他地
域と比べて高め。
男性は脂質リスク、女性は血糖リスクが
高い傾向がある。
3
2
2
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
2
メタボリックシンドローム該当者
XX.X
2
XX.X
3
XX.X
2
メタボリックシンドローム及び予備群該当者
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
2
(注)区分 = 1:有意に低い
3:高いが有意ではない
4:有意に高い
‧KDBデータ
2
喫煙者
2:低いが有意ではない
+
と同様の項目
有意差検定
XX県内市町村における協会けんぽと国保加入者の標準化該当比(横山先生が開発された分析ツールの結果表)
40~74歳
協会けんぽ
加入者
(当該支部)
‧NDBオープンデータ
‧保険者協議会の分析
4.地域の健康課題の抽出
健診項目のリスクについて県全体該当率と市町該当率を比較し数値化(標準化該当比算
出)して分析。両者の有意差を検定してマッピング(※ 国立保健医療科学院‧横山先生開
発ツール)。
XX市(男性)
健診‧質問票結果、生活
習慣病のレセプトデータ
○ モデル市町では、国保と協会けんぽで共有した課題をもとに事業を企画‧検討
して具体的な取組につなげた。
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参考:モデル事業の成果例
(2)国保と協会けんぽのデータを連携した分析‧活用の推進(共同分析による地域全体の健康課題の明確化)
1.分析方針の検討
2.データ収集と分析の実施
同じ地域の住民であっても、国保加入者と協会けんぽ加入者の年齢構成は大きく異
なっており、地域全体の健康課題はどのような傾向にあるのか実態把握を行う。
両者の比較と、合算してカバー率を高めたデータを分析することにより、地域の健
康課題を把握し、対策が必要な課題を共有する。
データの例
住民全体と国保と協会けんぽ加入者の比較のため、公表データや既存データを活用。
全国⇔県、県⇔市町村の2段階で比較。
▼ 住民全体(A)について全国と鳥取県、佐賀県の健診結果等を用いて分析。
▼ 国保(B)と協会けんぽ(C)加入者の健診結果等を県平均と比較分析。
▼ 両者を合算して、県全体の該当率との有意差を市町村ごとに検証しマッピング。
概要分析
住民全体
70-74歳
国保
加入者
出所:国保データ:国民健康保険実態調査 令和3年度
協会けんぽデータ:協会けんぽ支部月報(令和3年度平均)
3.分析ツール※を活用した検証
分析結果の例
標準化該当比
40~64歳
標準化該当比
区分
腹囲≧85cm
XX.X
1
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
1
3
XX.X
XX.X
標準化該当比
65~74歳
BMI≧25kg/㎡
空腹時血糖≧100mg/dl
区分
区分
2
XX.X
3
空腹時血糖≧126mg/dl
XX.X
3
XX.X
3
XX.X
3
HbA1c≧5.6%
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
2
中性脂肪≧150mg/dl
XX.X
2
XX.X
3
HDL コレステロール<40mg/dl
XX.X
2
XX.X
3
XX.X
2
LDL コレステロール≧140mg/dl
XX.X
1
XX.X
1
XX.X
2
XX.X
2
収縮期血圧≧130mmHg
XX.X
3
XX.X
3
XX.X
拡張期血圧≧85mmHg
XX.X
XX.X
3
血圧高値(≧130/85mmHg または服薬)
XX.X
3
XX.X
3
XX.X
XX.X
2
XX.X
3
XX.X
2
重症高血圧(≧180/110mmHg)
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
2
2
XX.X
服薬中(血圧)
XX.X
XX.X
2
XX.X
2
2
XX.X
2
高血圧(≧140/90mmHg または服薬)
高血圧の者のうち服薬中(血圧)
3
と同様の項目
‧スコアリングレポート等
合算データを作成(割合のみ)
県の状況
(全国比較)
XX.X
XX.X
LDLコレステロール≧140mg/dl
市町の状況
(県内比較)
佐賀県鳥栖市
鳥取県湯梨浜町
HbA1c6.5%以上の割合は、男女
とも全国に比べて非常に高い。
運動習慣は男女ともに低い。
国保において、血糖‧血圧‧脂質いずれ
においても全国平均よりリスクが高い。
運動習慣は男女ともに低い。
医療費(地域差指数)が全国一高
い。
空腹時血糖≧126mg∕dlの割合
は、他地域と比べて高め。
若い世代から健診受診率が低い。
空腹時血糖≧126mg∕dlの割合は、他地
域と比べて高め。
男性は脂質リスク、女性は血糖リスクが
高い傾向がある。
3
2
2
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
2
メタボリックシンドローム該当者
XX.X
2
XX.X
3
XX.X
2
メタボリックシンドローム及び予備群該当者
XX.X
2
XX.X
2
XX.X
2
(注)区分 = 1:有意に低い
3:高いが有意ではない
4:有意に高い
‧KDBデータ
2
喫煙者
2:低いが有意ではない
+
と同様の項目
有意差検定
XX県内市町村における協会けんぽと国保加入者の標準化該当比(横山先生が開発された分析ツールの結果表)
40~74歳
協会けんぽ
加入者
(当該支部)
‧NDBオープンデータ
‧保険者協議会の分析
4.地域の健康課題の抽出
健診項目のリスクについて県全体該当率と市町該当率を比較し数値化(標準化該当比算
出)して分析。両者の有意差を検定してマッピング(※ 国立保健医療科学院‧横山先生開
発ツール)。
XX市(男性)
健診‧質問票結果、生活
習慣病のレセプトデータ
○ モデル市町では、国保と協会けんぽで共有した課題をもとに事業を企画‧検討
して具体的な取組につなげた。
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