疾患別リハビリテーション料の主な施設基準
○

疾患別リハビリテーション料では、当該リハビリテーションを実施するために必要な、医療機関
に配置すべき療法士の数や専従要件が規定されているが、当該療法士が病棟業務に従事すること
に関する規定はない。
医師

項目名

心大血管疾患
リハビリテーション
料

※１

療法士全体

理学療法士

作業療法士

言語聴覚士

専有面積

（PT※２）

（OT※２）

（ST※２、※３）

（内法による）

必要に応じて配置

－

病院 30m2以上
診療所 20m2以上

循環器科又は心臓血管外
科の医師が実施時間帯に
（Ⅰ）
常時勤務
専任常勤１名以上

－

実施時間帯に上記の医師
及び経験を有する医師
（Ⅱ）
（いずれも非常勤を含
む）１名以上勤務

－

専従のPT又は看護師
いずれか１名以上

専従常勤PT及び
専従常勤看護師
合わせて２名以上等

（Ⅰ）

専任常勤２名以上※４

脳血管疾患等
リハビリテーション （Ⅱ）
料

専従従事者
合計10名以上※４

専従常勤PT
５名以上※４

専従常勤OT
３名以上※４

専任常勤１名以上

専従従事者
合計４名以上※４

専従常勤PT
１名以上

専従常勤OT
１名以上

（Ⅲ）

専任常勤１名以上

廃用症候群
（Ⅰ）
リハビリテーション ～
（Ⅲ）
料

専従常勤PT又は専従常勤OT合わせて４名以上
専任常勤１名以上

（Ⅲ）

呼吸器
（Ⅰ）
リハビリテーション
料
（Ⅱ）

病院 100m2以上
診療所 45m2以上

専従の常勤PT、常勤OT又は常勤STのいずれか１名以上

（言語聴覚療
法を行う場
合）
専用室（８m2
以上）１室以
上

要

要

脳血管疾患等リハビリテーション料に準じる

（Ⅰ）

運動器
リハビリテーション （Ⅱ）
料

（言語聴覚療法
160m2以上※４
を行う場合）
専従常勤ST
病院 100m2以上
１名以上※４
診療所 45m2以上

器械・
器具具備

専任常勤１名以上

専従常勤PT２名又は専従常勤OT２名以上あるいは専従常勤PT及び専従常勤OT
合わせて２名以上

－

病院 100m2以上
診療所 45m2以上

専従常勤PT又は専従常勤OT１名以上

45m2以上

専従常勤PT１名を含む常勤PT、常勤OT又は常勤ST合わせて２名以上

病院 100m2以上
診療所 45m2以上

専従常勤PT、専従常勤OT又は常勤ST１名以上

－

要

要

45m2以上

※１
※２

常勤医師は、週３日以上かつ週22時間以上の勤務を行っている複数の非常勤医師を組み合わせた常勤換算でも配置可能
常勤PT・常勤OT・常勤STは、週３日以上かつ週22時間以上の勤務を行っている複数の非常勤職員を組み合わせた常勤換算でも配置可能（ただし、２名以上の常勤職員が要件のものについて、常勤職員が配置されていることとみなすこと
ができるのは、一定の人数まで）
※３ 言語聴覚士については、各項目で兼任可能
※４ 脳血管疾患等リハビリテーション料（Ⅰ）において、言語聴覚療法のみを実施する場合は、上記規定によらず、以下を満たす場合に算定可能
○ 医師：専任常勤１名以上
○ 専従常勤ST３名以上（※２の適用あり）
○ 専用室及び器械・器具の具備あり
また、脳血管疾患等リハビリテーション料（Ⅱ）について、言語聴覚療法のみを実施する場合、以下を満たす場合に算定可能
○ 医師：専任常勤１名以上
○ 専従常勤ST２名以上（※２の適用あり）
○ 専用室及び器械・器具の具備あり

99