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入ー2 (181 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00279.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第9回 8/21)《厚生労働省》
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療養病棟における患者像をふまえた身体的拘束の実施状況


デバイス(※1)の有無と認知症の有無で群分けした患者ごとに、各施設における調査日から7日間以内の身体的拘束
の実施率(※2)を集計すると、デバイスや認知症の有無によって身体的拘束の実施状況には違いがあった。
○ デバイスが入っている認知症の患者に対して身体的拘束を実施していない病棟が約3割ある一方、デバイスが入ってお
らず認知症なしと判断された患者に対して20%以上身体的拘束を実施している施設が約2割存在した。
身体的拘束の実施率ごとの病棟の割合
デバイスなし×認知症ありの患者(n=196病棟)

デバイスあり×認知症ありの患者(n=384病棟)
80%

80%

70%

70%

60%

60%

50%

50%

40%
30%

40%

30.7%
18.5%

20%

52.0%

24.5%

30%
13.5%

10%

21.4%

20%

10.7%
2.1%

0%

13.8%

10%

5.6%

3.6%

41-60%

61-80%

81-100%

0%
0%

1-20%

21-40%

41-60%

61-80%

81-100%

0%

80%

80%

70%

70%
56.4%

21-40%

72.2%

60%

50%

50%

40%

40%

30%
15.0%

20%

1-20%

デバイスなし×認知症なしの患者(n=90病棟)

デバイスあり×認知症なしの患者(n=133病棟)

60%

3.6%

30%

18.8%

20%
5.3%

10%

19.9%

3.0%

1.5%

0%

7.8%

10%

13.3%
4.4%

0%
0%

1-20%

21-40%

41-60%

61-80%

出典:令和6年度入院・外来医療等における実態調査
(入院患者票(C票))

81-100%

0%

1-20%

21-40%

41-60%

1.1%

1.1%

61-80%

81-100%

※1 中心静脈栄養、経鼻胃管、胃ろう・腸ろう、末梢点滴、尿道カテーテル、人工呼吸器のいずれか。
※2 身体的拘束の実施率=身体的拘束を過去7日以内に実施された患者人数/各群に該当する患者全体
の人数(いずれも患者票で回答された患者)

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