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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00279.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第9回 8/21)《厚生労働省》 |
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(リハビリテーション実績指数と重症患者基準について)
• リハビリテーション実績指数の算出から除外できる基準のうち、「年齢が80歳以上のもの」、「FIM認知項目の得点が24点
以下のもの」に該当する患者のFIM利得は、患者全体と比較して、大きな差は見られなかった。
• リハビリテーション実績指数の算出から除外できる基準のうち、「年齢が80歳以上のもの」の該当割合が高い施設が多く
見られる。また、いずれかの除外項目が該当する患者の割合が70%を超える施設は、全体の約86%であった。
• 回復期リハビリテーション病棟において重症患者基準に該当する患者のうち、リハビリテーション実績指数の除外基準
「FIM運動項目20点以下」、「 FIM認知項目24点以下」にも該当する患者は、それぞれ49.6%、85.9%であった。
• 入棟時に「FIM運動項目20点以下」の患者は脳血管疾患等リハビリテーション料、廃用症候群リハビリテーション料ではFI
M利得が比較的小さかった。
• 退院時のFIM下位項目「トイレ動作」、「移動(歩行・車椅子)」について、4点(最小介助)に比べ5点(監視)、5点に比べ6
点(修正自立)の患者は、自宅への退院割合が大きく増加していた。
• 入棟時に5点以下の患者についても、退院先が自宅である患者は、転棟・転院した患者に比べ、退院時に6点以上へ改
善した割合が高かった。
• 入棟時に比べ、退棟時のFIM得点が低下した患者が5%未満の病棟は全体の約64%であった。
【課題】
○ リハビリテーション実績指数と重症患者基準について、現状をどのように評価するか。
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