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入ー2 (128 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00279.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第9回 8/21)《厚生労働省》
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重症患者割合の導入(平成20年改定)


平成20年診療報酬改定にて回復期リハビリテーション病棟に重症患者割合を導入した理由の一
つに、アウトカム指標(自宅等復帰率など)を要件化するにあたり、患者選別を防ぎ、重症患者
の受け入れを進める目的があった。
平成20年2月1日 中央社会保険医療協議会

第123回総会 議事録より抜粋

○遠藤委員
実は、なぜこれを申し上げているかといいますと、このいわば医療のアウトカ
ムを報酬と結びつけようという試みは、我が国の診療報酬体系の中でも初めて
の試みだということでありますので、(中略)そういう意味でアウトカムを評
価するということはなかなか難しい問題を含んでいるわけでありますから、こ
こはあくまでも試行的に行ってみるというところを非常に強調されて、間違い
なく検証の対象にするということをぜひお願いしたいと思います。意見でござ
います。
○土田会長
僕のほうから一言言いたいと思っていたのですが、ここは患者選別があるとい
う、そういう懸念も聞こえてきますので、そこに対する対応策としてはどうい
うことを設けているのでしょうか。

○事務局(原医療課長)
ですので、要するに、今回新しくつくる入院料1のほうなのですが、そこでは
だから新規入院患者のうち1割5分以上が重症の患者、だから、15%以上は
ここに、先ほどの項目で10点以上というのはかなり動けない人なので、そう
いう人を少なくとも15%以上 は引き受けてください、なおかつ自宅等へ6
割以上帰しなさい、なおかつ、さらにこの重症者の回復度合いがいいとさらに
加算がある、そういうような仕組みにしておりまして、 初めのところの1
5%のところでかなり受け入れが進むと考えています。

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